特許

J-GLOBAL ID：200903097435918548

インクジェット記録用インクおよびその記録方法

発明者： 平岡 英輔 ,  矢野 敏行 ,  小島 均 ,  中条 晶彦 ,  渡辺 薫 ,  永井 浩美 ,  遠藤 保晴 ,  橋本 健
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 中島 淳 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-109935
公開番号（公開出願番号）：特開平10-298463
出願日： 1997年04月25日
公開日（公表日）： 1998年11月10日
要約：

【要約】【課題】 インクジェット記録インクに要求される種々の性能を満足させるインクおよびそれを用いたインクジェット記録方法の提供。【解決手段】 耐水性に優れるカルボキシル基を有する所定のフタロシアニン系の色材と、C.I.AcidBlue9、C.I.DirectBlue199、C.I.DirectBlue86から選択される少なくとも一種の色材とを併用し、インクジェット記録インクに要求される発色性や吐出安定性等を改良した。

請求項（抜粋）：

水と色材と水溶性有機溶剤とを含有してなるインクジェット用記録インクにおいて、一般式 Iおよび/または一般式IIで示される色材と、C.I.AcidBlue9、C.I.DirectBlue199、C.I.DirectBlue86から選択される少なくとも一種の色材とを含有してなることを特徴とするインクジェット記録用インク。一般式 IPc(SO3 M1 )t (SO2 -NR1 -L-NR2 -X-NR3 -G)q(Pcは、金属を含むフタロシアニン核を示し、R1 、R2 、R3 はそれぞれ独立にH、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキル基、置換アラルキル基を示し、Lは2価の有機結合基を示し、Xはカルボニル基、又は下記の式(1)〜(3)で表される基を示す。式(1)〜(3)中の、ZはNR4 R5 、SR6 、OR6 を示し、Yは、H、Cl、Z、SR7 、OR7 を示し、Eは、Cl、CNを示す。R4 、R5 、R6 、R7 は、それぞれ独立に、H、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基、置換アラルキル基、または、R4 、R5 が結合されたN原子とともに5又は6員環を形成する基を示す。【化1】Gは-COSM2 基または-COOM2 基から選択された1又は2個の基により置換された有機基を示し、(t+q)は3〜4で、qは1以上である。一般式Iで示される色材は1個以上の-COOM基と、1個以上の-SO3 M基を有し、-COSM基と-COOM基の和が-SO3 M基と同数以上である。またM1、M2 は対イオンを表し、各々アルカリ金属、アンモニウム及びアミン類の中から選ばれる塩基である。)一般式II【化2】(Pcは、金属を含むフタロシアニン核を示し、R1 は、H、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキル基、置換アラルキル基を示し、R2 は、H、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン基、アミノ基、置換アミノ基を示し、(t+q)は3〜4でqは1以上である。またM3 、M4は対イオンを表し、各々アルカリ金属、アンモニウム及びアミン類の中から選ばれる塩基である。)

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 記録液、これを用いたインクジェット記録方法および記録装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-043680   出願人：キヤノン株式会社
• インクジェット用インクおよびその記録方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-027124   出願人：富士ゼロックス株式会社
• インクジェット記録用インク
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-343574   出願人：富士ゼロックス株式会社
• 記録液及びそれを用いた記録方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-214404   出願人：株式会社リコー

審査官引用 (4件)

• 記録液、これを用いたインクジェット記録方法および記録装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-043680   出願人：キヤノン株式会社
• インクジェット用インクおよびその記録方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-027124   出願人：富士ゼロックス株式会社
• インクジェット記録用インク
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-343574   出願人：富士ゼロックス株式会社
• 記録液及びそれを用いた記録方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-214404   出願人：株式会社リコー