特許
J-GLOBAL ID:200903097445149119

情報記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 康昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348271
公開番号(公開出願番号):特開2001-167421
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 シード層による情報記録用磁性膜の結晶粒子サイズの分布の制御には限度があり、40Gb/inch2を超える超高密度記録時、安定した記録が出来ないので、KuV/kT(Ku:磁気異方性エネルギー、V:活性化体積、k:ボルツマン定数、T:温度)により表した熱的安定性において、活性化体積の値が重要なパラメータになり、Kuも熱的安定性に大きく関わるので、該を解決する。【解決手段】 磁性膜としてフェリ磁性体および該と磁気的に結合するPt-Co磁性膜を用い解決できる。該磁性体として好適なのは、基板面に平行な方向に磁化容易軸を有する強磁性薄膜であり、磁性膜の基板と垂直の垂直磁気異方性エネルギーが1×104erg/cm3以下、基板と平行方向の面内の磁気異方性エネルギーが1×107erg/cm3以上の磁性体が最も好ましい。該媒体に、レーザー光と外部印加磁界を同時に印加記録し、磁気抵抗変化を用いた磁気ヘッドで再生し、超高密度記録を実現できる。
請求項(抜粋):
情報記録媒体と、情報を記録する際に熱源となる光ヘッドと、情報を記録するための記録ヘッドと、情報を再生するための再生ヘッドと、情報記録媒体を回転させるための駆動部と、電気回路を少なくとも具備する情報記憶装置において、該情報記録媒体は基体と磁性膜を少なくとも具備し、該磁性膜は互いに磁気的に結合した第1の磁性膜と第2の磁性膜を少なくとも備え、該第2の磁性膜は該第1の磁性膜より飽和磁化が大きく、かつ、該第1の磁性膜は基体面に平行な方向に磁化容易軸を有し垂直磁気異方性エネルギーが1×104erg/cm3以下であり面内の磁気異方性エネルギーが1×107erg/cm3以上である非晶質フェリ磁性材料からなる強磁性薄膜であり、該第2の磁性膜は基体面に平行な方向に磁化容易軸を有する強磁性薄膜であることを特徴とする情報記憶装置。
IPC (5件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/02 ,  G11B 11/10 502 ,  G11B 11/105 553 ,  G11B 11/105 563
FI (5件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/02 S ,  G11B 11/10 502 Z ,  G11B 11/105 553 F ,  G11B 11/105 563 D
Fターム (16件):
5D006BB01 ,  5D006BB07 ,  5D006BB08 ,  5D006FA09 ,  5D075AA03 ,  5D075CC11 ,  5D075CD06 ,  5D075EE03 ,  5D075FF02 ,  5D075FF03 ,  5D075FF12 ,  5D091AA10 ,  5D091CC05 ,  5D091CC24 ,  5D091DD03 ,  5D091GG15
引用特許:
審査官引用 (7件)
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