特許
J-GLOBAL ID:200903097447694971

ニッケル基ろう材及びろう補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-019297
公開番号(公開出願番号):特開2002-301589
出願日: 2002年01月29日
公開日(公表日): 2002年10月15日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンエンジン燃焼器ライナー等のニッケル基及びコバルト基超合金製物品(10)の補修用ろう材及び補修方法の提供。【解決手段】 ろう材は、好ましくは粉末状のニッケル基ろう合金(16)からなる。ろう合金(16)は燃焼器ライナー(10)の高温作動環境に耐え、かつ補修すべき超合金の結晶粒成長温度又は溶融開始温度よりも低い溶融温度をもつ組成とする。ろう合金(16)は好ましくは2種以上のニッケル基粉末を結合して形成する。ろう合金の適当な組成は、重量%で、約10〜19%のクロム、約3〜10.5%のコバルト、約1.75〜4.9%のチタン、約0.75〜3.4%のアルミニウム、約1.25〜4.1%のタングステン、約1.25〜4.1%のモリブデン、約0.025〜0.225%の炭素、約0.005〜0.15%のジルコニウム、約0.50〜2.6%のホウ素、1.5%以下の鉄、残部のニッケル及び不可避的不純物からなる。
請求項(抜粋):
ニッケル基及びコバルト基超合金物品(10)の補修用ニッケル基ろう材であって、第1ニッケル基粉末及び第2ニッケル基粉末を含有し、第1ニッケル基粉末が実質的に10〜18重量%のクロム、6〜14重量%のコバルト、3.5〜6.5重量%のチタン、1.5〜4.5重量%のアルミニウム、2.5〜5.5重量%のタングステン、2.5〜5.5重量%のモリブデン、0.05〜0.30重量%の炭素、0.01〜0.20重量%のジルコニウム、0.001〜0.2重量%のホウ素、ただしタングステンとモリブデンの合計量が5.0重量%以上、残部のニッケル及び不可避的不純物からなり、第2ニッケル基粉末が実質的に10.0〜20.0重量%のクロム、2.0〜5.0重量%のホウ素、3.0重量%以下の鉄、残部のニッケル及び不可避的不純物からなり、ろう材中の第1ニッケル基粉末と第2ニッケル基粉末との重量比が約50:50〜75:25である、ニッケル基ろう材。
IPC (4件):
B23K 35/30 310 ,  B23K 1/00 330 ,  B23K 1/19 ,  C22C 19/05
FI (4件):
B23K 35/30 310 D ,  B23K 1/00 330 P ,  B23K 1/19 J ,  C22C 19/05 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭49-006470
  • 特公昭63-026161
  • 特表平4-501538
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