特許
J-GLOBAL ID:200903097482808670

表示装置及び表示装置を用いた電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334688
公開番号(公開出願番号):特開平11-167106
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は透過偏光軸可変光学素子を利用する表示装置において、明るく色純度の高い反射型カラー表示装置、特にフルカラー表示装置を提供する。【解決手段】第1の透過偏光軸可変手段の上側には第1の偏光分離手段、下側には光拡散手段、第2の偏光分離手段、さらに、着色手段、第2の透過偏光軸可変手段、第3の偏光分離手段、光吸収手段がこの順に設け、第2、第3の偏光分離手段は、X方向の直線偏光の光をX方向の直線偏光として反射し、X方向と直交するY方向の直線偏光をY方向の直線偏光として透過させるように配置することにより、第1の透過偏光軸可変手段と第2の透過偏光軸可変手段の透過偏光軸の状態に応じて、第2の偏光分離手段から反射された光による明るい表示状態(第1の表示状態)と、第3の偏光分離手段から反射された光で着色手段により着色されたカラー表示状態(第2の表示状態)と、光吸収手段にて光吸収されることによる暗い表示状態(第3の表示状態)が得られる。
請求項(抜粋):
透過偏光軸を可変する第1の透過偏光軸可変手段と、前記第1の透過偏光軸可変手段を挟んで前記第1の透過偏光軸可変手段の両側に配置された第1および第2の偏光分離手段と、前記第2の偏光分離手段に対して前記第1の透過偏光軸可変手段と反対側に配置された第2の透過偏光軸可変手段と、前記第2の透過偏光軸可変手段に対して前記第2の偏光分離手段と反対側に配置された第3の偏光分離手段と、前記第3の偏光分離手段に対して前記第2の透過偏光軸可変手段と反対側に配置された光吸収手段と、前記第1の偏光分離手段と前記第2の偏光分離手段との間に光拡散手段と、前記第2の偏光分離手段と前記第3の偏光分離手段との間に着色手段と、を備える表示装置であって、前記第1の偏光分離手段は、前記第1の偏光分離手段の一方の側から入射した光に対して前記一方の側と反対側に位置する他方の側から第1の所定の方向の直線偏光成分の光を透過し、前記他方の側から入射した光に対して前記一方の側から前記第1の所定の方向の直線偏光成分の光を透過することが可能な偏光分離手段であり、前記第2の偏光分離手段は、前記第1の透過偏光軸可変手段側から入射した光のうち第2の所定の方向の直線偏光成分の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に透過させ、前記第2の所定の方向と直交する第3の所定の方向の直線偏光成分の光を前記第1の透過偏光軸可変手段側に反射し、前記第2の透過偏光軸可変手段側から入射した光に対して前記第1の透過偏光軸可変手段側に前記第2の所定の方向の直線偏光成分の光を透過することが可能な偏光分離手段であり、前記第3の偏光分離手段は、前記第2の透過偏光軸可変手段側から入射した光のうち第4の所定の方向の直線偏光成分の光を前記光吸収手段側に透過させ、前記第4の所定の方向と直交する第5の所定の方向の直線偏光成分の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に反射することが可能な偏光分離手段であることを特徴とする表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1335 515 ,  G02B 5/30
FI (2件):
G02F 1/1335 515 ,  G02B 5/30
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る