特許
J-GLOBAL ID:200903097525757640

重質油類の水素化分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042652
公開番号(公開出願番号):特開平9-235569
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 減圧蒸留残油、常圧蒸留残油等の、重質油類を水素化分解して軽質化炭化水素油を製造するに際し、高転化率においてもコークの生成を抑制、触媒劣化の抑制が図られた重質油類の2段階水素化分解方法を提供する。【解決手段】 (1)重質油類をコーク吸着体とともに水素の存在下で加熱分解処理して得られるコーク前駆体及びコークを、原料油に対して2〜10重量%の範囲でコーク吸着体に吸着して除去する第1の工程、および(2)前記第1の工程で得られるコーク前駆体及びコークを除去した後の加熱分解処理油のほぼ全量を、活性炭、鉄化合物及び水素の存在下で加熱分解処理する第2の工程、からなる、重質油類の水素化分解方法。
請求項(抜粋):
重質油類を2段階で水素化分解する方法において、(1)重質油類をコーク吸着体とともに水素の存在下で加熱分解処理して得られるコーク前駆体及びコークを、原料油に対して2〜10重量%の範囲でコーク吸着体に吸着して除去する第1の工程、および(2)前記第1の工程で得られるコーク前駆体及びコークを除去した後の加熱分解処理油のほぼ全量を、MCH転化率が40〜85%、比表面積が800〜1000m2 /g、細孔容積が0.7〜1.4cm3 /g、20〜500オングストロームのメソポア容積が70%以上、平均細孔直径が30〜60オングストロームの性状を有する活性炭、鉄化合物及び水素の存在下で加熱分解処理する第2の工程、からなることを特徴とする、重質油類の水素化分解方法。
IPC (6件):
C10G 65/10 ,  B01J 23/745 ,  C10G 47/02 ,  C10G 47/26 ,  C10G 67/06 ,  C10G 25/06
FI (6件):
C10G 65/10 ,  C10G 47/02 ,  C10G 47/26 ,  C10G 67/06 ,  C10G 25/06 ,  B01J 23/74 301 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
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