特許
J-GLOBAL ID:200903097528403297

光路切替装置および光路切替方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275713
公開番号(公開出願番号):特開2004-109892
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】偏波依存性のない、光路切替の角度および方向を自由に設定可能な、信号光の光強度減衰が少なく多重連結使用が可能な光路切替装置および光路切替方法を提供する。【解決手段】熱レンズ形成素子1,2,3中の光吸収層膜に、光吸収層膜が吸収する波長帯域の制御光121,122,123、および、光吸収層膜が吸収しない波長帯域の信号光110,111,112,113を各々収束させて照射し、制御光が照射されない場合は信号光が鏡の穴61、62,63を通して直進させ、一方、制御光が照射され場合は、穴付ミラーを用いて反射することによって光路を変更させる光路切替方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも制御光が焦点を結ぶように配置された光吸収層膜と、 少なくとも前記光吸収層膜に、前記光吸収層膜が吸収する波長帯域から選ばれる波長の制御光と、前記光吸収層膜が吸収しない波長帯域から選ばれる波長の信号光とを各々収束させて照射する手段と、 前記光吸収層膜を含み、前記光吸収層膜が前記制御光を吸収した領域およびその周辺領域に起こる温度上昇に起因して可逆的に生ずる屈折率の分布に基づいた熱レンズを用いることによって、制御光が照射されず熱レンズが形成されない場合は前記収束された信号光が通常の開き角度で出射する状態と、制御光が照射されて熱レンズが形成される場合は前記収束された信号光が通常の開き角度よりも大きい開き角度で出射する状態とを、前記制御光の照射の有無に対応させて実現させる熱レンズ形成素子と、 通常の開き角度で前記熱レンズ形成素子から出射する前記信号光をそのまま、または、受光レンズによって前記通常の開き角度を変更させた後、通過させる穴を設けた鏡であって、通常よりも大きい開き角度で前記熱レンズ形成素子から拡がりながら出射する前記信号光をそのまま、または、前記受光レンズによって前記通常よりも大きい開き角度を変更させた後、反射することによって光路を変更させる鏡と、 を備えることを特徴とする光路切替装置。
IPC (1件):
G02F1/31
FI (1件):
G02F1/31
Fターム (6件):
2K002AA02 ,  2K002AB05 ,  2K002BA01 ,  2K002BA13 ,  2K002EA10 ,  2K002HA11

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