特許
J-GLOBAL ID:200903097537449321

個人情報流通管理方法,個人情報流通管理システムにおける個人情報認証装置,個人情報利用環境認証装置,個人情報提供装置,個人情報利用装置および開示利用規定判断プログラム,並びに上記各装置用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-154016
公開番号(公開出願番号):特開2003-345931
出願日: 2002年05月28日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】 個人情報の正当性および個人情報の転々とする流通における個人情報の漏洩を保護するのに有効な技術を提供する。【解決手段】 個人情報提供装置1は,提供する個人情報52とその個人情報52に対する開示利用規定との組を,開示利用規定判断手段51と共に一つにカプセル化した個人情報カプセル5を生成する。個人情報利用装置2は,個人情報提供装置1から取得した個人情報カプセル5の正当性を,個人情報認証装置3が発行するカプセル証明書60によって確認し,個人情報カプセル5中の開示利用規定判断手段51を介して,自装置に参照を許可された個人情報52のみを参照する。開示利用規定判断手段51は,個人情報利用装置2の利用環境情報と,個人情報利用環境認証装置4から得た個人情報利用装置2の利用環境証明書70中の利用環境情報とを照合することにより,参照可能な個人情報52を決定する。
請求項(抜粋):
個人情報を提供する個人情報提供装置と,個人情報提供装置が提供する個人情報に関する認証を行う個人情報認証装置と,個人情報提供装置から開示される個人情報の提供を受ける個人情報利用装置と,個人情報利用装置の個人情報利用に関する認証を行う個人情報利用環境認証装置とを有するシステムにおいて個人情報を流通・管理するための個人情報流通管理方法であって,前記個人情報提供装置が提供する個人情報と,当該個人情報に対する開示利用規定との組を,個人情報の開示を判断するための開示利用規定判断手段とともに,一つにカプセル化した個人情報カプセルを生成するステップと,前記個人情報提供装置が生成した個人情報カプセルに関する情報を,前記個人情報認証装置に登録するステップと,前記個人情報認証装置が,前記個人情報利用装置からの要求によって個人情報カプセルを一意に識別する情報をもとに個人情報カプセルの正当性を保証するカプセル証明書を発行するステップと,前記個人情報利用環境認証装置が,前記個人情報利用装置の利用環境の正当性を保証する利用環境証明書を発行するステップと,前記個人情報利用装置が,カプセル証明書によって正当性が保証された個人情報カプセルから,前記開示利用規定判断手段を用いて,当該個人情報カプセル内に保持される個々の開示利用規定と,前記利用環境証明書によって正当性が確認された当該個人情報利用装置が持つ利用環境情報に基づいて,当該個人情報利用装置に対して開示可能な個人情報を取得するステップとを有することを特徴とする個人情報流通管理方法。
IPC (4件):
G06F 17/60 140 ,  G06F 17/60 ZEC ,  G06F 12/14 320 ,  G06F 15/00 330
FI (4件):
G06F 17/60 140 ,  G06F 17/60 ZEC ,  G06F 12/14 320 F ,  G06F 15/00 330 A
Fターム (8件):
5B017AA07 ,  5B017BB10 ,  5B085AE00 ,  5B085BA06 ,  5B085BG02 ,  5B085BG03 ,  5B085BG04 ,  5B085BG07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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