特許
J-GLOBAL ID:200903097547542672

大気圧イオン化質量分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-292037
公開番号(公開出願番号):特開平10-092374
出願日: 1988年08月05日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】針状電極の放電により、試料が負イオンにイオン化された場合であっても、試料が正イオンにイオン化された場合であっても、質量分析が可能な質量分析計を提供することにある。【解決手段】針状電極の放電によりイオン化された試料を中間圧力室を介して質量分析室に導いて質量分析する大気圧イオン化質量分析計において、針状電極を負電圧源に接続する第1のリレーと、針状電極を正電圧源に接続する第2のリレーと、少なくとも中間圧力室の一部を挟むように対向して配置された第1電極及び第2電極を有し、第1電極を第2電極よりも針状電極側に配置し、第1のリレーが導通状態であるときに第1電極が第2電極よりも電圧が低くなるようにし、第2のリレーが導通状態であるときに第1電極が第2電極よりも電圧が高くなるように構成した。
請求項(抜粋):
大気圧より圧力の低い中間圧力室と、前記中間圧力室より圧力の低い質量分析室と、ほぼ大気圧下で試料をイオン化する針状電極を有し、前記針状電極の放電によりイオン化された試料を前記中間圧力室を介して前記質量分析室に導いて質量分析する大気圧イオン化質量分析計において、前記針状電極を負電圧源に接続する第1のリレーと、前記針状電極を正電圧源に接続する第2のリレーと、少なくとも前記中間圧力室の一部を挟むように対向して配置された第1電極及び第2電極を有し、前記第1電極を前記第2電極よりも前記針状電極側に配置し、前記第1電極が前記第2電極よりも低くまたは前記第1電極が前記第2電極よりも高くなるように電圧を供給する手段を有し、前記第1のリレーが導通状態であるときに前記第1電極が前記第2電極よりも電圧が低くなるようにし、前記第2のリレーが導通状態であるときに前記第1電極が前記第2電極よりも電圧が高くなるように構成したことを特徴とする大気圧イオン化質量分析計。
IPC (4件):
H01J 49/16 ,  G01N 27/62 ,  G01N 30/72 ,  H01J 49/04
FI (6件):
H01J 49/16 ,  G01N 27/62 G ,  G01N 27/62 X ,  G01N 27/62 C ,  G01N 30/72 C ,  H01J 49/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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