特許
J-GLOBAL ID:200903097561536499

制振及び液状化防止のための固結地盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山上 正晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129022
公開番号(公開出願番号):特開2000-282501
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 5Hz未満の低振動数帯域の振動に対しても制振効果を得る。【解決手段】 基礎構造物の下方や周囲の地中、その内部に、周辺地盤より高強度の固結地盤1を造成する地盤固結工法で、固結地盤を構成する柱状の固結体2は隣り合う固結体とX状に交差させて連結する。そして波動伝播方向の改良範囲:W≧(1/2)λ、又はW≧地表面から支持層までの距離、固結体の波動伝播方向間隔:d1≦(1/2)λかつd2≦(1/4)λ、改良の深さ方向範囲:H≧(1/2〜1/3)λ、又は固結体が支持層に達するまで、とする。但しλはレイリー波長である。低振動数帯域の抑制効果が高く、地中深部からの振動伝播に対する効果も高いことから、地表面加震源だけでなく、地震等による液状化対策、杭基礎構造物を加震源とする振動源への適用など適用範囲が広い。
請求項(抜粋):
振動を発する又は振動を受ける基礎構造物の下方の地中、或いは基礎構造物の周囲の地中、若しくは基礎構造物の内部に、周辺地盤より高強度の固結地盤を造成する地盤固結工法に於いて、固結地盤1を構成する柱状の固結体2は隣り合う固結体とX状に交差して連結されて連続させ、λをレイリー波長、d1を同方向に配置された隣同志の固結体の下端の間隔、d2を交差する固結体の上端の間隔とすると、波動伝播方向の改良範囲:W≧(1/2)λ、又はW≧地表面から支持層までの距離固結体の波動伝播方向間隔:d1≦(1/2)λかつd2≦(1/4)λ改良の深さ方向範囲:H≧(1/2〜1/3)λ、又は固結体が支持層3に達するまでである制振及び液状化防止のための固結地盤。
IPC (2件):
E02D 31/08 ,  E02D 27/34
FI (2件):
E02D 31/08 ,  E02D 27/34 Z
Fターム (1件):
2D046DA17
引用特許:
審査官引用 (7件)
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