特許
J-GLOBAL ID:200903097564141827

パルスマグネトロン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-215316
公開番号(公開出願番号):特開2001-043807
出願日: 1999年07月29日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 スプリアスの漏洩を抑え、共振周波数を調整できるパルスマグネトロンを提供すること。【解決手段】 パルスマグネトロンにおいて、第1ストラップ141ないし第4ストラップ144に設けられる切れ目C1〜C4がそれぞれ、πモードのマイクロ波電流が節部となる位置で、かつ、第1ストラップ141ないし第4ストラップ144と出力用陽極空胴1514を構成する陽極ベイン1314、1315とが導電的に接続されている部位がπ-1モードのマイクロ波電流の節部となる位置に設けられ、そして、1つのストラップ、たとえば第2ストラップ142の延長方向の形状が、第1ストラップ141ないし第4ストラップ144のそれぞれの切れ目と管軸Jを含む面M1、M2に対し対称で、非円形になっている。
請求項(抜粋):
陽極円筒と、この陽極円筒の中央に配置されたカソードと、前記陽極円筒から前記カソード方向に放射状に設けられ、前記陽極円筒とともに複数の陽極空胴を構成する偶数個の陽極ベインと、この陽極ベインのうち1つ置きの陽極ベインどうしを接続し、所定箇所に切れ目が設けられた少なくとも1つの第1ストラップと、この第1ストラップが接続されていない1つ置きの陽極ベインどうしを接続し、所定箇所に切れ目が設けられた少なくとも1つの第2ストラップと、前記複数の陽極空胴のうちの出力を取り出す出力用陽極空胴を構成する陽極ベインに接続されたマイクロ波出力端子とを具備したパルスマグネトロンにおいて、前記第1ストラップおよび前記第2ストラップの切れ目がそれぞれ、πモードのマイクロ波電流が節部となる位置で、かつ、前記第1ストラップおよび前記第2ストラップと前記出力用陽極空胴を構成する陽極ベインとが導電的に接続されている部位がπ-1モードのマイクロ波電流の節部となる位置に設けられ、そして、前記第1ストラップおよび前記第2ストラップの少なくとも一方のストラップは、前記第1ストラップおよび前記第2ストラップのそれぞれの切れ目と管軸を含む各面に対し対称で、かつ、前記少なくとも一方のストラップが設けられた平面上における前記少なくとも一方のストラップの中心からの距離が変化していることを特徴とするパルスマグネトロン。
Fターム (2件):
5C029LL08 ,  5C029LL09
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-104432
  • マグネトロン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-064541   出願人:株式会社日立製作所, 日立デバイスエンジニアリング株式会社
  • 特開平4-104432

前のページに戻る