特許
J-GLOBAL ID:200903097601025450

冷却設備の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051205
公開番号(公開出願番号):特開平8-249088
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】外部冷却装置または空調装置の故障時に、環境異常を検出しても、冷却能力と発熱量とを比較し、システムが稼働可能な限り、冷却設備を適切に制御して、システムの環境異常割り込みに基づくシステムダウンを回避する。【構成】運用制御処理部33は、外部冷却装置群11および空調装置20等の冷却設備による冷却能力が、コンピュータ15内の発熱部の発熱量を上回ったときに環境異常割込によりコンピュータ15のシステムシャットダウン処理を行って、システムをパワーオフさせる。判定部24、25は、外部冷却装置および空調機の故障時に、空調装置20について:(空冷冷却能力≧発熱量)外部冷却装置群11について:(水冷冷却能力≧発熱量)を求め、これらの条件を満足している場合は、環境異常割り込みを抑止し、必要に応じて冷却設備を制御して、コンピュータ15の運転を継続させる。
請求項(抜粋):
外部冷却媒体を冷却する複数の外部冷却装置と、前記外部冷却装置によって冷却された外部冷却媒体を収容するタンクと、前記タンクから循環して供給される前記外部冷却媒体により熱交換して内部冷却媒体を冷却し、該内部冷却媒体により対象装置を冷却する複数の冷却装置と、前記対象装置の運転/停止を指示制御する運用制御処理部と、前記外部冷却装置の周囲外気温度を計測する温度計測手段と、前記外部冷却装置のうちの動作可能な外部冷却装置の台数を求める台数算定手段と、前記周囲外気温度と前記動作可能な外部冷却装置の台数とに基づいて前記外部冷却装置の冷却能力を求める冷却能力算出手段と、前記外部冷却装置の故障時に、前記冷却能力と前記対象装置の運用構成に基づく前記対象装置の発熱量とを比較して、前記冷却能力が前記発熱量未満であれば環境異常割り込みを前記運用制御処理部に与えて前記対象装置を停止させ且つ前記冷却能力が前記発熱量以上であれば前記環境異常割り込みを抑止する判定制御手段とを具備することを特徴とする冷却設備の運転制御装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 冷却装置の運転制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-189516   出願人:富士通株式会社
  • 特公平7-006659
  • ヒートポンプ式冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-125591   出願人:ダイキン工業株式会社
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