特許
J-GLOBAL ID:200903097735253203

入力信号系の故障診断装置およびフェイルセーフ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-017005
公開番号(公開出願番号):特開平10-213001
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】複数の入力信号を共に第1(エンジン;ECU)と第2(変速機;TCU)の制御装置に入力し、少なくとも第1の入力信号をECUを介してTCUに入力して、TCUでの故障診断を行うに際し、TCUで簡易確実に第2の入力信号系の故障診断を行う。【解決手段】ECU及びTCUは、クランクパルス(第2の入力信号)を入力し、各々エンジン回転数NEを算出する。ECUは、NEをエンスト判定値NESと比較し、NE>NESの時は、スロットル開度に対応するパルス巾変調(PWM)信号のON時間TONを設定し、NE≦NESの時は、特定値TONDIに設定し、このTONのPWM信号をTCUへ出力する。一方、TCUは、ECUと同様に、判定値NESと比較し、エンジン回転の是非を判別する(S42)。NE≦NESと判別されるにも拘わらず、回転に相当する特定値外(TON≠TONDI)のPWM信号がECUから入力される時(S43)、信号系の故障と診断する。
請求項(抜粋):
第1の制御装置に入力した第1及び第2の入力信号を第2の制御装置に入力し、或いは、第1の制御装置に入力した第1の入力信号を第2の制御装置に入力すると共に第1及び第2の制御装置にそれぞれ第2の入力信号を入力し、第2の制御装置で入力信号系の故障診断を行う入力信号系の故障診断装置において、上記第1の制御装置に、上記第2の入力信号値を設定値と比較して第1状態か第2状態かを判別する第1の判別手段と、上記第1状態のときには、上記第1の入力信号を該入力信号値に対応する変換信号に変換し、上記第2状態のときには、上記変換信号を特定値に設定して第2の制御装置に出力する変換信号出力手段とを備え、上記第2の制御装置に、上記第2の入力信号値を設定値と比較して、第1状態か第2状態かを判別する第2の判別手段と、上記第2の判別手段による判別結果と上記第1の制御装置から入力される変換信号とが整合しないとき、該入力信号系の故障と診断する診断手段とを備えたことを特徴とする入力信号系の故障診断装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 41/22 301 ,  G01M 17/007
FI (4件):
F02D 45/00 362 P ,  F02D 45/00 364 J ,  F02D 41/22 301 K ,  G01M 17/00 J
引用特許:
審査官引用 (6件)
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