特許
J-GLOBAL ID:200903097777251995

エジェクタサイクル、これに用いる気液分離器、並びにこのエジェクタサイクルを用いた給湯器及び熱管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-074896
公開番号(公開出願番号):特開2002-318019
出願日: 2001年03月15日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】 脱フロン対策を図りつつ、冷凍サイクルの成績係数を向上させる。【解決手段】 エジェクタサイクルにおいて、冷媒として二酸化炭素を用い、超臨界域からエジェクタ400にて減圧膨張させる。これにより、二酸化炭素はフロンに比べて圧力の変化量ΔPに対する比エンタルピの変化量Δhの比(=Δh/ΔP)が大きいことに加えて、減圧膨張時の圧力差が大きくなるので、ノズル410の冷媒入口とノズル410の冷媒出口での比エンタルピ差(断熱熱落差)を大きくすることができる。また、超臨界域おいては、気相冷媒も液相状態と略等しい密度を有しているので、エジェクタ400(ノズル410)にて減圧膨張された冷媒は、液相冷媒も気相冷媒と略同等の速度まで加速される。このため、エジェクタ400(ノズル410)でのエネルギ変換効率が高くなり、成績係数が向上する。
請求項(抜粋):
冷媒を吸入圧縮する圧縮機(100)と、前記圧縮機(100)から吐出した冷媒を冷却する放熱器(200)と、冷媒を蒸発させて吸熱する蒸発器(300)と、前記放熱器(200)から流出する冷媒を減圧膨張させて前記蒸発器(300)にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して前記圧縮機(100)の吸入圧を上昇させるエジェクタ(400)と、冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄える気液分離器(500)とを備え、前記エジェクタ(400)にて減圧される前の冷媒圧力を冷媒の臨界圧力以上まで上昇させることを特徴とするエジェクタサイクル。
IPC (8件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 1/00 321 ,  F25B 1/00 331 ,  F25B 1/00 389 ,  F24H 1/00 611 ,  F25B 30/02 ,  F25B 41/04 ,  F25B 43/00
FI (9件):
F25B 1/00 395 Z ,  F25B 1/00 321 B ,  F25B 1/00 331 D ,  F25B 1/00 389 A ,  F24H 1/00 611 N ,  F25B 30/02 H ,  F25B 41/04 Z ,  F25B 43/00 C ,  F25B 43/00 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-170793   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平4-316962
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-009710   出願人:株式会社デンソー

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