特許
J-GLOBAL ID:200903097881390948

遠隔監視カメラの制御装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-032426
公開番号(公開出願番号):特開平11-234659
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 伝送遅れのある遠隔の監視用カメラの映像を見ながらでも該カメラを所望の姿勢に確実に、かつ容易に制御できる制御装置及び方法を提供する。【解決手段】 センタ側の主制御部4は、雲台2の姿勢変化を軌跡記録部12に逐次記憶させる。また、操作者の停止指令後、雲台2が完全に停止するまでの映像の遅れ時間分だけ溯った時点での雲台2の姿勢を目標位置としてカメラ/雲台駆動制御部3に移動指令を発する。その停止指令の瞬間の映像を静止画として映像切り出し部11により切り出し、画映像表示部7の映像をその静止画に映像切り替え部10により切り替える。その後、雲台2が目標位置に達し、更に映像の遅れ時間が経過して実際の目標位置の映像がセンタに伝送されるようになったら、再度映像表示部7の映像を再度監視用カメラ1の映像に切り替える。
請求項(抜粋):
監視用カメラと、前記監視用カメラの姿勢を変化させるとともにその姿勢を検出する雲台部と、前記雲台部を駆動・制御するとともに前記検出された姿勢を伝達する雲台駆動制御部と、前記監視用カメラの状態を制御するカメラ制御部と、を遠隔地に設置し、前記雲台駆動制御部あるいはカメラ制御部に対して動作指令を発して前記監視用カメラの姿勢あるいは状態を制御する主制御部と、前記主制御部に伝達された雲台部の姿勢の変化を時々刻々記録する記録部と、伝送された前記監視用カメラの映像から静止画を切り出す映像切り出し部と、表示する映像を監視用カメラの映像と映像切り出し部で切り出された静止画との間で切り替える映像切り替え部と、前記切り替えられた映像を表示する表示部と、をセンタ側に設置し、前記主制御部は、操作者からの停止指令を受けた後、前記記録部から前記雲台部が完全に停止するまでの映像の遅れ時間分だけ溯った時点における姿勢を取り出して該姿勢を目標位置として前記雲台駆動制御部に動作指令を発し、前記雲台部が前記目標位置に達するまでの間、前記映像切り出し部に対し前記停止指令の瞬間の映像を静止画として切り出させ、前記映像切り替え部に対し前記表示部に表示する映像を前記静止画に切り替えさせ、前記雲台部が前記目標位置に達した後で、映像の遅れ時間分経過した後に前記表示部に表示する映像を再度監視用カメラの映像に切り替えさせる制御を行うものとする、ことを特徴とする遠隔監視カメラの制御装置。
IPC (2件):
H04N 7/18 ,  H04N 5/232
FI (2件):
H04N 7/18 E ,  H04N 5/232 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 遠隔制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-279128   出願人:日本電信電話株式会社
  • 遠隔監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-194496   出願人:日本電信電話株式会社
  • カメラの遠隔制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-114028   出願人:株式会社明電舎

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