特許
J-GLOBAL ID:200903097917489806
電動式パワーステアリング装置におけるトルクリミッター介装部の歯車取付け構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193705
公開番号(公開出願番号):特開平11-043056
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 歯車の偏心の防止、歯車対の正常な噛合の維持、歯面の摩耗と作動音の発生の抑制、作動リミットトルクの安定化を図る。【解決手段】 電動式パワーステアリング装置1は、歯車機構中の少なくとも1つの歯車11と、該歯車11が取り付けられる動力伝達軸(操舵軸)8との間に、トルクリミッターが介在させられている。リング部材13からなるトルクリミッターは、動力伝達軸8の外周面と歯車11の内周面とに挟まれて弾性変形して介装され、その変形量に対応する径方向力が、動力伝達軸8と歯車11とに作用するようにされ、トルクリミッターのリミットトルクが、リング部材13の該変形量に略対応して生ずるようにされている。歯車11と動力伝達軸8との間には、樹脂材料からなる摺動部材16がさらに介装され、歯車11と動力伝達軸8との相対的な摺動を可能に、偏心を不能に、するようにされている。
請求項(抜粋):
電動機から出力される操舵補助力を車輪に伝達する動力伝達機構中に歯車機構が介在させられ、該歯車機構中の少なくとも1つの歯車と、該歯車が取り付けられる動力伝達軸との間に、トルクリミッターが介在させられ、該トルクリミッターは、リング部材からなり、該リング部材は、周方向に等間隔に複数個の弾性変形部を有し、前記動力伝達軸の外周面と前記歯車の内周面とに挟まれて弾性変形して介装されており、該弾性変形した量に対応する径方向力が、前記動力伝達軸と前記歯車とに作用するようにされ、前記トルクリミッターのリミットトルクが、前記リング部材の前記弾性変形した量に略対応して生ずるようにされた電動式パワーステアリング装置におけるトルクリミッター介装部の歯車取付け構造において、前記歯車と前記動力伝達軸との間には、樹脂材料からなる摺動部材が介装され、該摺動部材は、前記歯車と前記動力伝達軸との相対的な摺動を可能に、偏心を不能に、するようにされたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置におけるトルクリミッター介装部の歯車取付け構造。
引用特許:
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