特許
J-GLOBAL ID:200903097937414985

獲得免疫機構を有する生物に感染するウイルスに対し抗ウイルス活性を有する試料を自然免疫機構のみを有する生物個体またはその培養細胞を利用してスクリーニングする方法、および該抗ウイルス活性を自然免疫機構のみを有する生物個体またはその培養細胞を利用して評価する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005007382
公開番号(公開出願番号):WO2005-116269
出願日: 2005年04月18日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
本発明者は、カイコ幼虫の核多角体病ウイルスによる感染死が、ヒト臨床でサイトメガロウイルス感染治療薬として用いられるガンシクロビルやホスカルネット、ビダラビン、リバビリンにより治療される、という結果を得た。本発明者が見出した知見は、カイコ幼虫などの自然免疫機構のみを有する生物個体またはその培養細胞を利用することで、ヒトなどの獲得免疫機構を有する生物に感染するウイルスに対し抗ウイルス活性を有する試料のスクリーニングおよび該抗ウイルス活性の評価を行うことができることを示している。
請求項(抜粋):
獲得免疫機構を有する生物に感染するウイルスに対する、被検試料の抗ウイルス活性の有無を評価する方法であって、 (a)自然免疫機構のみを有する生物に感染するウイルスおよび被検試料を、該自然免疫機構のみを有する生物の培養細胞に接触させる工程、 (b)該自然免疫機構のみを有する生物の培養細胞の感染症状または生存の程度を検出する工程、および (c)被検試料を投与しない場合(対照)と比較して、該被検試料が、該自然免疫機構のみを有する生物の培養細胞の感染症状を改善するか否か、または生存の程度を向上させるか否かを判定する工程、を含む方法。
IPC (1件):
C12Q 1/02
FI (1件):
C12Q1/02
Fターム (6件):
4B063QA18 ,  4B063QQ20 ,  4B063QR72 ,  4B063QR77 ,  4B063QR79 ,  4B063QX01
引用特許:
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