特許
J-GLOBAL ID:200903098010616889

調音パラメータ制御音声合成方法、その装置及びプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004142
公開番号(公開出願番号):特開平11-202897
出願日: 1998年01月12日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 音素列の発声に関与する調音器官の運動軌道を正確に求める。【解決手段】 各種の3音素組についての音素時間間隔、調音器官の各点の位置・速度・加速度のデータベース16を用意しておき、入力音素列の各音素について、データベース16を参照して、音素間隔を同一音素組の平均値として求め(14)、調音器官の各点の位置・速度・加速度を、その音素が中央、始め、終りに位置している入力音素列と同一の3音素組の各対応データの重み付け平均によりそれぞれ求め(15)、調音器官の各点における(1/2)∫0 tf{(d3 t/dt3 )2 +(d3 y/dt3 )2 }dt)、(x,yは各点の座標)が、前記求めた位置・速度・加速度を拘束条件として、最小になる軌道を求める。つまりこの式を、時間に関する区分5次多項式とし、その係数を前記拘束条件で線形計算して求める。
請求項(抜粋):
与えられたテキストを音素シンボル列に変換し、その音声シンボル列から上記テキストの発声に関与する各調音運動器官の位置(調音パラメータ)の時系列(運動軌道)を生成し、その調音パラメータを用いて音声のスペクトル特性を制御することにより音声を合成する方法において、上記音素シンボル列から、そのシンボル列の音素シンボル列中の各音素の発声時点を生成する第1過程と、上記音素シンボル列中の各音素の発声時の調音器官の各点の位置・速度・加速度を生成する第2過程と、生成された音素シンボル列中の各音素の発声時点・調音器官の各点の位置・速度・加速度を拘束条件として軌道を生成する第3過程と、を有することを特徴とする調音パラメータ制御音声合成方法。
IPC (3件):
G10L 9/10 ,  G10L 5/04 ,  G10L 9/00
FI (3件):
G10L 9/10 ,  G10L 5/04 F ,  G10L 9/00 L

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