特許
J-GLOBAL ID:200903098011818663

コンテナクレーンの振れ止め制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180777
公開番号(公開出願番号):特開平10-025088
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 外乱の影響があってもコンテナの残留振れ幅を極力小さくすることができるようにする。【解決手段】 振れ角度信号17a、振れ角速度信号17b、ロープ長信号21aを入力して、第1段階の最大加速(最大減速)によって生じるコンテナの振れの発生エネルギーe0とコンテナの戻り時間t0とを演算する第1の演算手段29と、前記信号21aと速度変化信号28とを入力して第2段階の加速(減速)にてコンテナに与え得る抑制エネルギーe1と加速時間t1とを演算する第2の演算手段30と、e1≦e0を満足しない時に最大加速度(最大減速度)を指令する第1の指令手段32と、e1≦e0を満足しt0≦t1を満足しない時に加速度0を指令する第2の指令手段34と、e1≦e0とt0≦t1の両方を満足した時に前記e1を得る加速度(減速度)を指令する第3の指令手段35とを備える。
請求項(抜粋):
横行するトロリーからロープによりコンテナが懸吊されてオペレータの手動操作によりロープの巻き上げ下げを行い、トロリーの加速(減速)を一方向横行で制御する横行速度制御装置を備えてコンテナの振れを防止するようにしているコンテナクレーンの振れ止め制御装置であって、前記横行速度制御装置が、コンテナの振れ角度信号、振れ角速度信号、ロープ長信号を入力して、トロリーの第1段階の最大加速(最大減速)によって生じるコンテナの振れの発生エネルギーe0と、振れたコンテナがトロリー直下に戻ってくるまでの戻り時間t0とを演算する第1の演算手段と、ロープ長信号とトロリーの速度変化信号とが入力されて、トロリーの第2段階の加速(減速)によってコンテナに与え得る抑制エネルギーe1と、加速時間t1とを演算する第2の演算手段と、e1≦e0を満足しない時にトロリーに最大加速度(最大減速度)を指令する第1の指令手段と、e1≦e0を満足し、t0≦t1を満足しない時にトロリーに加速度0を指令する第2の指令手段と、e1≦e0とt0≦t1の両方を満足した時にトロリーに抑制エネルギーe1を得る加速度(減速度)を指令する第3の指令手段と、を備えたことを特徴とするコンテナクレーンの振れ止め制御装置。
IPC (2件):
B66C 13/22 ,  B66C 19/00
FI (2件):
B66C 13/22 M ,  B66C 19/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る