特許
J-GLOBAL ID:200903098069880539

トンネル構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-106606
公開番号(公開出願番号):特開2000-297593
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 円筒部と係合部からなる異形管エレメントを、止水上の問題を生じることなく発進坑口から円滑に押し込むことができるトンネル構築工法を提供すること。【解決手段】 異形管エレメント12は、円筒状の円筒部12Aと、この円筒部12Aの一部が切除され窪んだ係合部12Bとからなる。係合部12Bは隣に配置される異形管エレメント12の円筒部12Aの一部が収容され、かつ、サイド管14が係合できるように構成されている。発進立坑2の発進坑口10に、坑口リング28と環状の止水ゴム30が取り付けられ、また、サイド管14が取り付けられる。異形管エレメント12が発進坑口10から押し出され、その際、サイド管14が円筒部12Aの長手方向にスライド可能、かつ、円筒部12Aの半径方向に移動不能に結合される。そして、異形管エレメント12とサイド管14とによりそれらの外周部が円となり、止水ゴム30により止水がなされる。
請求項(抜粋):
発進立坑の発進坑口から円形の孔を掘削する掘削機を到達立坑の到達坑口に向けて押し出し、前記発進立坑で前記掘削機の後端に、両端が開放された中空状のエレメントを順次連結して到達立坑に向けて押し出し、前記掘削機に連結された先頭のエレメントを到達立坑まで到達させ、このように順次連結された多数のエレメントからなる柱体を、発進立坑と到達立坑との間でトンネルの外殻に対応した箇所に連続形成し、これら柱体を構成するエレメントの内部に間詰めコンクリート等を充填して土圧壁を形成し、その後、前記土圧壁の内側を掘削するようにしたトンネル構築工法であって、前記エレメントとして、円筒部とこの円筒部の少なくとも一側が切り欠かれた係合部とからなる異形管エレメントを用い、先に形成された柱体をなす異形管エレメントの各係合部に、次に形成する柱体をなす異形管エレメントの各円筒部の一部が収容されるように順次柱体を形成していき、さらに、前記係合部に係合可能で係合部に係合した状態で異形管エレメントの外周部と協働して単一の円筒面をなすサイド管を用意し、前記発進坑口に前記サイド管を取着し、このサイド管に前記係合部をスライドさせつつ発進坑口から前記異形管エレメントを押し出すようにした、ことを特徴とするトンネル構築工法。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 13/02
FI (2件):
E21D 9/06 301 Z ,  E21D 13/02
Fターム (5件):
2D054AB05 ,  2D054AC20 ,  2D055BA00 ,  2D055BB03 ,  2D055LA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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