特許
J-GLOBAL ID:200903098119344706

エポキシ樹脂の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287631
公開番号(公開出願番号):特開平11-106472
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】易加水分解性塩素、加水分解性塩素の低減されたエポキシ樹脂の工業的に非常に価値のある製造法を提供すること。【解決手段】フェノール性水酸基を有する化合物とエピハロヒドリンを固形アルカリ金属水酸化物、非プロトン性極性溶媒の存在下に反応させ、反応終了後、エピハロヒドリンと非プロトン性極性溶媒を減圧下140°C以下の温度で留去し、ついで、有機溶媒に、残留樹脂を溶解させ、有機溶媒に不溶解物を除去した後、アルカリ金属水酸化物で、50〜90°Cの温度で処理して、塩素含有量の少ないエポキシ樹脂を得る。
請求項(抜粋):
1)フェノール性水酸基を有する化合物とエピハロヒドリンを、固形のアルカリ金属水酸化物を用いて、非プロトン性極性溶媒の存在下に反応させ、得られたエポキシ樹脂を含有する溶液から、減圧下、140°C以下の温度で、エピハロヒドリンおよび非プロトン性極性溶媒を同時に除去し、2)次いで、有機溶媒を加え、得られたエポキシ樹脂を有機溶媒に溶解し、系中に存在する有機溶媒不溶物を除去し、3)有機溶媒不溶物を除去した後、系中にアルカリ金属水酸化物を添加し、50〜90°Cでエポキシ樹脂を処理する、ことを特徴とするエポキシ樹脂の製造法。
IPC (2件):
C08G 59/04 ,  C08G 59/08
FI (2件):
C08G 59/04 ,  C08G 59/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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