特許
J-GLOBAL ID:200903098128349567

エアバッグ及びエアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-234256
公開番号(公開出願番号):特開2009-067079
出願日: 2007年09月10日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】テアシームを用いることなく、エアバッグの膨張初期の段階では開閉型ベントホールが閉又は小開度とされ、その後、インフレータのガス発生が減少又は停止すると、該開閉型ベントホールが開又は大開度となるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供する。【解決手段】エアバッグ10内に、該エアバッグ10よりも小容積のインナーバッグ16が設けられている。開閉型ベントホール20を覆う蓋体60とインナーバッグ16とがテザー70によって連結されている。エアバッグ10の膨張初期における、インナーバッグ16の内圧がエアバッグ10の内圧よりも高い段階では、インナーバッグ16が膨満して該インナーバッグ16が緊張し、これによりテザー70を介して蓋体60の開閉型ベントホール20からの離反が阻止される。その後、インフレータ36のガス発生が減少又は停止すると、インナーバッグ16が弛緩し、これにより蓋体60が開閉型ベントホール20から離反して開閉型ベントホール20が開となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
開閉型ベントホールと、該開閉型ベントホールからのガス流出を規制する規制部材とを有するエアバッグであって、 該規制部材は、エアバッグ内部側へ張力が加えられることにより該開閉型ベントホールを閉又は小開度とし、該張力が解除されることにより該開閉型ベントホールを開又は大開度とするエアバッグにおいて、 該エアバッグ内に、該エアバッグよりも小容積のインナーバッグが設けられており、 該インナーバッグには、該インナーバッグ内とエアバッグ内とを連通する連通部が設けられており、 該エアバッグ及びインナーバッグの反乗員側面にそれぞれインフレータ用開口が設けられており、これらの該インフレータ用開口周縁部同士が連結されており、 インフレータが作動開始すると、まず該インフレータ用開口を介して該インナーバッグ内にガスが導入されて該インナーバッグが膨張し、次いで該連通部を介して該インナーバッグ内からエアバッグ内へガスが流出することにより該エアバッグが膨張するよう構成されており、 該エアバッグ及びインナーバッグが膨張した状態においては、該インナーバッグは該エアバッグの乗員側面及び側周面から離隔しており、 前記規制部材と該インナーバッグとを繋ぐ繋ぎ部材が設けられており、 該エアバッグの膨張初期における、該インナーバッグの内圧が該エアバッグの内圧よりも高い段階では、該インナーバッグが膨満して該インナーバッグが緊張し、これにより該繋ぎ部材を介して前記規制部材にエアバッグ内部側への張力が加えられ、前記開閉型ベントホールが閉又は小開度とされ、 その後、インフレータのガス発生が減少又は停止すると、該インナーバッグが弛緩し、これにより該規制部材の張力が減少し、該開閉型ベントホールが開又は大開度となることを特徴とするエアバッグ。
IPC (2件):
B60R 21/276 ,  B60R 21/16
FI (2件):
B60R21/28 ,  B60R21/16
Fターム (7件):
3D054AA02 ,  3D054AA13 ,  3D054BB01 ,  3D054CC05 ,  3D054CC11 ,  3D054CC16 ,  3D054FF10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-188826   出願人:本田技研工業株式会社

前のページに戻る