特許
J-GLOBAL ID:200903098150231685
偏波不感微小曲げ光ファイバグレーティング、およびそれを使った装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件):
岡部 正夫
, 加藤 伸晃
, 産形 和央
, 岡部 讓
, 臼井 伸一
, 越智 隆夫
, 本宮 照久
, 朝日 伸光
, 三山 勝巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-230187
公開番号(公開出願番号):特開2006-053559
出願日: 2005年08月09日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【課題】低コスト、高信頼性、高生産性、低損失の偏波不感微小曲げ光ファイバグレーティングを製造する方法を提供することにより従来技術の不都合を克服すること。【解決手段】LP1mモードのTE,TM成分に対応する共振波長とLP1mモードの奇/偶HE2m成分に対応する共振波長との間に“分離”が表れるように構成された光ファイバの一部から形成される微小曲げ生起ファイバグレーティングは、TE、およびTM成分のみが偏波依存であるので、これらのモードの共振波長を分離し、奇/偶HEモードに対応するシステムに望まれる波長からずらすことにより偏波不感となる。中央部コア領域、溝、および環状領域を含むファイバコア構成をコア屈折率プロファイルの環状領域の屈折率と溝領域の屈折率との間に非常に急勾配の遷移がある大きな半径方向の勾配を示すように形成することにより、TE/TMモードとHEモードの間に望ましい分離を生じる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
奇/偶HE2mモードに沿った伝播のみに対応することにより偏波不感運用に対応するように構成された光ファイバであって、前記光ファイバのコアが、
選ばれた屈折率(Δnc)、およびあらかじめ定められた半径の範囲(rc)である中央部コア領域と、
中央部コア領域を取り囲む溝コア領域であって、前記溝コア領域が前記中央部コア領域の屈折率よりも小さい選ばれた屈折率(Δnt)、および前記溝コア領域があらかじめ定められた半径の範囲(rt)を持つ溝コア領域と、
前記溝コア領域を取り囲む環状領域であって、前記環状領域が前記溝コア領域の屈折率より大きい選ばれた屈折率(Δnr)、およびあらかじめ定められた半径の範囲(rr)を持つ環状領域
とを含み、
おのおのの要素の屈折率および半径が、ファイバコアの中心から距離の関数として比較的大きな屈折率の勾配を生じるように構成され、mがファイバの対応する波長における半径モードの次数であるとき、TEおよびTMモードに結合される信号がほとんどないような偏波不感奇/偶HE2mモードに対して伝播するTE0mおよびTM0mモードの間で分割する共振モードを生じるために十分であることを特徴とする光ファイバ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
2H050AB03Z
, 2H050AC13
, 2H050AC36
, 2H050AC73
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
米国特許(出願番号10/234,289、出願日2004年3月4日)
審査官引用 (2件)
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