特許
J-GLOBAL ID:200903098245131823

液封防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134885
公開番号(公開出願番号):特開2000-320605
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】弾性仕切壁にて分断された一対の円弧状溝をリング状をなす部材で覆う形式の液封防振装置において、各円弧状部材の端部相互を簡単かつ確実に接続できるようにするとともに、減衰特性をブロード化させる。【構成】内外に同心配置された外筒1と内側部材2の間に介在する弾性防振部材3の外周部に一対の円弧状溝4,5を設け、両溝を内側部材2を挟んで反対方向へ延出する弾性仕切壁6,7で分離するとともに、各円弧状溝4,5に円弧状部材8,9を嵌合する。円弧状部材8,9の隣接する端部を階段状端部12,13とし、径方向で内外に重ねて接合することにより連続する一つのリング状とする。一方の階段状端部13の肉厚内に小さい流体通路15形成し、その一端を他方の階段状端部12に形成された溝からなる大きい流体通路14と連通接続させる。
請求項(抜粋):
筒状の外筒と、その内側の同心又は偏心位置へ配設される内側部材と、これら外筒及び内側部材間に介在する弾性防振部材とを備え、弾性防振部材の周囲に径方向外方へ向かって開放され、かつ内側部材側から径方向外方へ延出するよう形成された弾性仕切壁により区画された複数の円弧状溝を設け、これら円弧状溝内を液体が封入される液室にするとともに、各円弧状溝の開放部を組立時に連続したリング状をなす複数の円弧状部材で覆い、隣り合う円弧状部材の各接続面にそれぞれ開口して形成されている一対の流体通路を接続することによりなるオリフィス通路で隣り合う液室間を連通した液封防振装置において、前記隣り合う円弧状部材の各接続端部近傍部分を径方向で互いに重なり合う階段状に形成し、これら階段状部を重ね合わせて各円弧状部材をリング状に接続したことを特徴とする液封防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/14 ,  B62D 21/00
FI (2件):
F16F 13/00 620 V ,  B62D 21/00 A
Fターム (4件):
3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA02 ,  3J047FA01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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