特許
J-GLOBAL ID:200903098275902727

成形性に優れる薄物熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-111567
公開番号(公開出願番号):特開平9-296252
出願日: 1996年05月02日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】鋼板のエッジドロップを抑制し、幅方向の端部でも良好な成形性を有する、冷延鋼板に代替しうる薄物熱延鋼板とその製造方法を提供する。【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nを特定した鋼スラブを1200°C以下の温度に加熱して粗圧延し、得られたシートバーを巻き取って保熱し、次いで、このシートバーを巻き戻し、先行するシートバーと接合し、さらに、シートバーの板幅エッジ部を板幅中央部より50°C以上高くなるように板幅エッジ部を加熱し、少なくとも後段の1段にはペアクロス圧延を採用する仕上げ連続圧延を行い、圧延終了後2秒以上空冷したのち、上方、下方のうちの少なくとも一方の冷却水が鋼板のエッヂ部を直撃しないようにマスキングしながら水冷し、巻取る。
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.20wt%、Si:1.00wt%以下、Mn:0.05〜1.50wt%、P:0.04wt%以下、S:0.015 wt%以下、Al:0.005 〜0.150 wt%、N:0.020 wt%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなり、板厚が1.2 mm以下、クラウン量が30μm以下、クラウン量/板厚が0.030 未満であり、全幅方向にわたって歪みのないフェライト組織からなり、かつ幅方向中央部の表面硬さが幅方向板端5mm位置の表面硬さを下回らない、ことを特徴とする成形性に優れる薄物熱延鋼板。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54
FI (6件):
C22C 38/00 301 W ,  B21B 3/00 A ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/46 T ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る