特許
J-GLOBAL ID:200903098323690893

極低温冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-140187
公開番号(公開出願番号):特開2002-333225
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 超電導磁石(90)を冷却するとともに当該超電導磁石(90)を液体窒素を利用して熱シールドする極低温冷凍装置において、窒素タンク(15)の内部圧力を一定にするために行っていたヒータ加熱を不要にすることにより、運転効率を向上させる。【解決手段】 超電導コイル(91)に対する輻射熱の侵入を阻止するシールド板(16)を備える。液体ヘリウムを生成するヘリウム冷凍機(20)と、窒素タンク(15)の窒素を冷却する窒素冷凍機(40)とを備える。外気温度が低下すると、高段側圧縮機(22)の運転周波数を減少させ、窒素冷凍機(40)の冷凍能力を減少させる。ヒータ加熱により冷凍負荷を増大させなくても、冷凍能力が減少するので、窒素タンク(15)の内部圧力は一定値に保たれる。
請求項(抜粋):
超電導磁石(90)を備えた車両に搭載され、該超電導磁石(90)を冷却する極低温冷凍装置であって、ヘリウムガスを圧縮する容量制御自在な圧縮機(21,22)と、上記圧縮機(21,22)から吐出されたヘリウムガスをジュールトムソン膨張させて液化するヘリウム冷凍機(20)と、上記ヘリウム冷凍機(20)によって液化された液体ヘリウムを貯留しかつ上記超電導磁石(90)に供給するヘリウムタンク(11)と、液体窒素を用いて上記超電導磁石(90)の侵入熱を阻止する熱シールド手段(16)と、液体窒素を貯留しかつ上記熱シールド手段(16)に供給する窒素タンク(15)と、上記圧縮機(21,22)からのヘリウムガスを膨張させることによって寒冷を発生させ、該寒冷によって上記窒素タンク(15)内の窒素を冷却する窒素冷凍機(40)と、上記窒素冷凍機(40)の冷凍負荷に応じて上記圧縮機(21,22)の容量を調節する制御手段(5)とを備えていることを特徴とする極低温冷凍装置。
IPC (3件):
F25B 9/00 ,  F25B 9/02 ,  F25B 9/14 530
FI (3件):
F25B 9/00 F ,  F25B 9/02 J ,  F25B 9/14 530 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 極低温冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-032061   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-180961   出願人:アイシン精機株式会社, 三菱電機株式会社

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