特許
J-GLOBAL ID:200903098377538280

ガラス板の製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205050
公開番号(公開出願番号):特開平10-053425
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 ガラス板の成形速度が早い場合にも肉厚ムラの発生を抑制することが可能なガラス板の製造装置を提供する。【解決手段】 溶融ガラス供給管から供給された溶融ガラス3は、成形体2の凹部2aの上側スリット状開口から溢れ、成形体2の両側面に沿って流下し、成形体2の下端部で合流して、炉室5内で直ちに冷却されてガラス板3’となり、引っ張りローラ6によって下方に引き抜かれる。成形体2と引っ張りローラ6の間の範囲には、表面温度600 ゚Cで0.8程度の熱の放射率の酸化表面を持つ鋳鉄製の遮断板7がガラス板3’の両側に設けられている。この装置で、SiO2を63.5%、Al2O3を8.2%、Li2O を8.0%、Na2O を10.4%、ZrO2 を11.9%含むガラスから、幅600mm、厚み1mmのガラス板3’を成形速度1.2cm/sで引き抜いて製造したときの、600mm四方の範囲の反りの最大値は、300μmであった。
請求項(抜粋):
溶融ガラスを板状に成形して、冷却することによって、ガラス板を製造するガラス板の製造方法において、溶融ガラスを板状に成形した直後から、この成形されたガラス板の表面温度がガラス転移点の温度に冷却されるまでの過程で、熱の放射率が0.75以上の値を持つ遮断板を、該ガラス板の両側から、該ガラス板に接近させて配置することにより、空気の対流を防ぎ、該ガラス板の放熱を行うことを特徴とするガラス板の製造方法。
IPC (3件):
C03B 17/06 ,  G11B 5/82 ,  G11B 5/84
FI (3件):
C03B 17/06 ,  G11B 5/82 ,  G11B 5/84 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-225326
  • ガラス板の製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-286906   出願人:ホーヤ株式会社, 日本板硝子株式会社
  • 化学強化用ガラス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-284706   出願人:ホーヤ株式会社
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