特許
J-GLOBAL ID:200903098424349165

主要構造部分の中間部を動的吸振器とした制振構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019139
公開番号(公開出願番号):特開平8-209973
出願日: 1995年02月07日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 原子力施設の建屋等のように、付加質量式の動的吸振器の設置が困難な重量構造物において、比較的簡単な構造で地震時の全体応答を大幅に低減できるようにする。【構成】 RC構造Aまたはこれと同等の剛性を持つ重量構造物1の中間部構造2を、上部構造3および下部構造物1より剛性の低い鉄骨構造Bとする。また、上部構造3と下部構造物1を水平方向のダンパー6で連結する。鉄骨構造Bの部分を含む上部が動的吸振器として作用し、1次固有値では鉄骨部が大きく振動し、下部RC部は変位しないモードとなる。2次固有値では鉄骨部と下部RC部が逆モードとなる。これにより、ベースシャー,転倒モーメントが大幅に減少する。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート造またはこれと同等の剛性を持つ重量構造物において、前記重量構造物の中間部構造として、上部構造および下部構造物と大幅に剛性の異なる鉄骨構造を設け、この鉄骨構造部分を含む上部を動的吸振器として利用し地震時の全体応答を減少させてなることを特徴とする主要構造部分の中間部を含む上部を動的吸振器とした制振構造物。
IPC (2件):
E04H 9/02 301 ,  E04B 1/34
引用特許:
審査官引用 (2件)

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