特許
J-GLOBAL ID:200903098435876892

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-114961
公開番号(公開出願番号):特開2002-310146
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】簡略且つ低コスト化可能な構造を維持しつつさらなる薄型化を可能とし、軸受外部へのオイルの流出を効果的に防止する。【解決手段】スリーブ8の上端面とロータ2の天板2aの底面との間にオイルを作動流体とするスラスト軸受部20が形成され、スリーブ8の内周面とシャフト4の外周面との間にオイルを作動流体とするラジアル軸受部28,30が形成されるスピンドルモータ。ロータ2の天板2aには、スリーブ8の外周面に形成されたフランジ部8aを外周側から取囲む環状壁部2cが設けられ、この環状壁部2cの内周面とフランジ部8aの外周部との間に、スラスト軸受部20に保持されるオイルのメニスカスが形成されるテーパシール32が構成される。また環状壁部2cには、フランジ部8aと係合する抜止めリング34が装着される。
請求項(抜粋):
円筒状のスリーブと、該スリーブ内に回転自在に遊挿されるシャフトと、該シャフトと一体的に構成された円形の天板と該天板の外周縁から垂下される円筒壁とからなるロータとを備えてなるスピンドルモータにおいて、前記スリーブの上端面と前記ロータの天板の底面とは、毛細管現象によってオイルが保持される微小間隙を介して対向するとともに、前記スリーブの上端面及び天板の底面の少なくともいずれか一方には、前記ロータの回転時に該オイルに動圧を誘起する動圧発生用溝が設けられてスラスト軸受部が形成され、前記スリーブの内周面と前記シャフトの外周面とは、毛細管現象によってオイルが保持される微小間隙を介して対向するとともに、前記スリーブの内周面及びシャフトの外周面の少なくともいずれか一方には、前記ロータの回転時に該オイルに動圧を誘起する動圧発生用溝が軸線方向に離間して設けられてラジアル軸受部が形成され、前記スリーブの前記スラスト軸受部側端部には、前記スラスト軸受部から軸線方向に離間するにつれて縮径するよう外周面が傾斜面状に形成されたフランジ部が設けられ、また前記ロータの天板には、前記フランジ部を外周側から取囲む環状壁部が設けられ、該環状壁部の内周面と前記フランジ部の外周部との間には前記スラスト軸受部に保持されるオイルのメニスカスが形成されるテーパシールが構成されており、前記環状壁部には、前記フランジ部と係合する抜止めリングが装着されていることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (5件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/74 ,  H02K 5/10 ,  H02K 7/08 ,  H02K 21/22
FI (5件):
F16C 17/10 A ,  F16C 33/74 Z ,  H02K 5/10 Z ,  H02K 7/08 A ,  H02K 21/22 M
Fターム (31件):
3J011AA12 ,  3J011BA02 ,  3J011BA08 ,  3J011CA02 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB17 ,  3J016CA08 ,  5H605AA03 ,  5H605BB05 ,  5H605BB19 ,  5H605CC04 ,  5H605EB03 ,  5H605EB16 ,  5H605EB28 ,  5H605EB33 ,  5H605EB35 ,  5H607AA06 ,  5H607BB01 ,  5H607BB07 ,  5H607BB09 ,  5H607BB17 ,  5H607CC01 ,  5H607GG03 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15 ,  5H621BB07 ,  5H621GA01 ,  5H621GA04 ,  5H621HH01 ,  5H621JK19
引用特許:
審査官引用 (3件)

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