特許
J-GLOBAL ID:200903098484191064

住所読み取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318811
公開番号(公開出願番号):特開平8-180142
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 複数の文字領域候補と文字認識候補を効率よく検証することにより、高速かつ正確な住所読み取り装置を提供することを目的とする。【構成】 画像入力手段1aの入力した画像に対し、町名認識手段1bを実施し町名を得るとともに、丁目番地領域切り出し手段1c、文字領域切り出し手段1d、文字認識手段1eを実施する。カテゴリ記号付与手段1fは文字認識結果をもとに各文字切り出し領域にカテゴリ記号を付与する。カテゴリ記号列候補木生成手段1gは領域に付与したカテゴリ記号群の中から位置制約と記号列の制約を満たす候補を重複処理なく高速に選び出し、カテゴリ記号列文字列化手段1hはそれを再度文字列に展開する。この過程で丁目番地文字列として検証すべき文字の組み合わせを大幅に減少させることができ、高速かつ正確な住所読み取りが行える。規則を満たした候補は丁目番地値範囲検証手段1iおよび最終識別手段1jにより、最終判定される。
請求項(抜粋):
読み取り対象の住所の記載された画像を読み込む画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像中の町名を認識し該町名と該町名の画像上の記載位置と該町名に付随する丁目番地の値範囲を出力する町名認識手段と、前記町名認識手段の出力を参照し前記画像入力手段により入力された画像から丁目番地の記載領域を切り出す丁目番地領域切り出し手段と、前記丁目番地領域切り出し手段により切り出された領域から各文字の領域を切り出す文字領域切り出し手段と、前記文字領域切り出し手段により切り出された領域を文字として認識する文字認識手段と、前記文字認識手段の処理結果をもとにして前記文字領域切り出し手段の切り出した各領域に対してカテゴリ記号を付与するカテゴリ記号付与手段と、前記カテゴリ記号付与手段によって付与されたカテゴリ記号群の中で定められた規則を満たすカテゴリ記号列候補を木構造に生成するカテゴリ記号列候補木生成手段と、前記カテゴリ記号列候補木生成手段によって生成されたカテゴリ記号列候補木を各カテゴリ記号の発生源である文字に再度展開して文字列候補を作成するカテゴリ記号列候補木文字列化手段と、前記カテゴリ記号列候補木文字列化手段によって作成された候補文字列が前記町名認識手段によって認識された町名からの制約条件に合致するかどうかを検証する丁目番地値範囲検証手段と、前記丁目番地値範囲検証手段の条件を満たした候補の中から最終結果を選択する最終識別手段と、を具備することを特徴とする住所認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/72 ,  G06K 9/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 住所読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-276259   出願人:株式会社東芝

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