特許
J-GLOBAL ID:200903098573811866
集合住宅のセントラル給湯・暖房用コージェネレーションシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 賢二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-315343
公開番号(公開出願番号):特開2004-150682
出願日: 2002年10月30日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】災害時でも一定時間だけは自立運転して、ライフラインを確保できる集合住宅のセントラル給湯・暖房用コージェネレーションシステムを提供する。【解決手段】平常時には共用部分(B)の給水栓(49)に対する給水や照明器具(59)の点灯、専有部分(A)のセントラル給湯・暖房を行なえるほか、災害時でも中継サービス貯油タンク(2)内の灯油を予備燃料として、コージェネレーションユニット(U)が一定時間だけ自立運転し、その自家発電した電力を電力切替盤(58)により、共用部分(B)の照明器具(59)と予備加圧給水ポンプ(53)並びにボイラープラント制御盤(60)へ供給して、その照明器具(59)の点灯と上記給水栓(49)への給水、専有部分(A)のセントラル暖房を行なえるように定めた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
大型貯油タンク(1)からの灯油を平常時のみならず、災害時にも一定時間だけ使用可能な一定量として貯溜する中継サービス貯油タンク(2)と、
その中継サービス貯油タンク(2)から分配供給される灯油を燃料として運転するコージェネレーションユニット(U)並びに複数台のボイラー(5a)(5b)と、
そのボイラー(5a)(5b)により作られた熱媒水を貯溜するバッファータンク(20)と、
上記コージェネレーションユニット(U)の灯油エンジン(26)から回収した排熱によって、受水槽(45)からの給水を加熱・貯湯するストレージタンク(28)と、
上記バッファータンク(20)とストレージタンク(28)との相互間に介在する給湯用熱交換ユニット(31)を、そのバッファータンク(20)と連通接続する熱交換1次側の循環回路(32)と、
同じく給湯用熱交換ユニット(31)を上記ストレージタンク(28)と連通接続する熱交換2次側の循環回路(33)と、
上記熱交換1次側循環回路(32)から集合住宅の専有部分(A)に向かって導出配管された暖房回路(41)と、
上記ストレージタンク(28)から同じく集合住宅の専有部分(A)に向かって導出配管された給湯回路(54)と、
受水槽(45)から加圧給水ポンプ(50)を介して、上記専有部分(A)とストレージタンク(28)への分配状態に導出配管された第1給水路(46)と、
その第1給水路(46)の途中から分岐配管されて、上記加圧給水ポンプ(50)により集合住宅の共用部分(B)へ給水する第2給水路(48)と、
その第2給水路(48)の災害時における予備給水バイパス路(52)として上記受水槽(45)へ接続配管され、且つその予備給水バイパス路(52)の途中に介在する予備加圧給水ポンプ(53)と、
上記コージェネレーションユニット(U)の発電機(26)に接続配線されて、その自家発電した電力と商用電力とを切り替える電力切替盤(58)とから成り、
災害時には上記中継サービス貯油タンク(2)に貯溜された予備燃料の灯油を使用しつつ、ボイラー(5a)(5b)とコージェネレーションユニット(U)を一定時間だけ自立運転させて、冬期でのセントラル暖房を行なう一方、
そのコージェネレーションユニット(U)の自家発電した電力を、上記電力切替盤(58)から共用部分(B)の照明器具(59)と予備加圧給水ポンプ(53)へ供給することにより、その照明器具(59)の点灯と共用部分(B)への給水を行なえるように設定したことを特徴とする集合住宅のセントラル給湯・暖房用コージェネレーションシステム。
IPC (5件):
F24D17/00
, F01N5/02
, F02D29/06
, F02G5/04
, F24F11/02
FI (7件):
F24D17/00 P
, F01N5/02 K
, F02D29/06 B
, F02G5/04 N
, F02G5/04 Q
, F02G5/04 V
, F24F11/02 102Q
Fターム (15件):
3G093AA18
, 3G093BA04
, 3G093BA21
, 3G093CA12
, 3G093CB14
, 3G093EB08
, 3L060AA02
, 3L060AA08
, 3L060EE44
, 3L073AA08
, 3L073AA13
, 3L073AA18
, 3L073AC10
, 3L073AE04
, 3L073AE05
引用特許: