特許
J-GLOBAL ID:200903098581424022

ディスクドライブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048104
公開番号(公開出願番号):特開2000-251271
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 ディスクの面振れの要因によるフォーカスジャンプのエラーが発生する可能性を出来るだけ抑えたシーク動作が実行されるようにして、より迅速にアクセス動作が完了できるようにする。【解決手段】 層構造となる複数の信号記録面が形成されるディスクに対応して異なる信号記録面間でアクセスを行う場合において、現在アドレス位置とターゲットアドレス位置とで、面振れの影響の少ない内周側に近い方のアドレス位置に対応するディスク半径位置にてフォーカスジャンプを実行するように構成する。
請求項(抜粋):
層構造となる複数の信号記録面を有するディスク状記録媒体に対して、その信号記録面にレーザ光を照射してデータの記録又は再生を行うディスクドライブ装置において、少なくとも、レーザ光源、上記レーザ光の出力端となる対物レンズ、記録媒体からの反射光を検出する検出部を有するピックアップ手段と、上記対物レンズを記録媒体に接離する方向に移動させることで、記録媒体の信号記録面に対する対物レンズのフォーカス状態を設定する対物レンズ移動手段と、上記対物レンズが現在合焦しているとされる或る信号記録面から他の信号記録面に移るようにして合焦するためのフォーカスジャンプが行われるように上記対物レンズ移動手段を制御するフォーカスジャンプ制御手段と、上記対物レンズと上記ディスク状記録媒体の半径方向との相対的位置関係を変位させるためのディスク半径方向移送手段と、上記対物レンズが現在合焦しているとされる現在アドレス位置と、アクセス先であるターゲットアドレス位置とが同一信号記録面ではない場合に行うシーク動作として、上記ターゲットアドレス位置が上記現在アドレス位置よりも内周にあることを判別した場合には、上記現在アドレス位置を含む信号記録面にて上記ターゲットアドレス位置に対応するディスク状記録媒体の半径位置まで対物レンズが位置するように上記ディスク半径方向移送手段に対する制御を実行し、この後、このディスク半径方向における移送完了位置から上記ターゲットアドレス位置を含む信号記録面に対してフォーカスジャンプが行われるように上記フォーカスジャンプ制御手段による制御を実行させる第1のシーク制御と、上記ターゲットアドレス位置が上記現在アドレス位置よりも外周にあることを判別した場合には、上記現在アドレス位置から上記ターゲットアドレス位置を含む信号記録面に対してフォーカスジャンプが行われるように上記フォーカスジャンプ制御手段による制御を実行させ、この後、このフォーカスジャンプ完了位置から上記ターゲットアドレス位置に対応するディスク状記録媒体の半径位置まで対物レンズが位置するように上記ディスク半径方向移送手段に対する制御を実行させる第2のシーク制御とを実行可能なシーク動作制御手段と、を備えていることを特徴とするディスクドライブ装置。
FI (2件):
G11B 7/085 G ,  G11B 7/085 B
Fターム (9件):
5D117AA02 ,  5D117CC01 ,  5D117CC04 ,  5D117DD08 ,  5D117DD10 ,  5D117FF08 ,  5D117FF25 ,  5D117GG02 ,  5D117GG06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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