特許
J-GLOBAL ID:200903098603724033

印刷機のインキ壺装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 乗松 恭三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-286817
公開番号(公開出願番号):特開平9-099544
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 インキ壺の残インキを敏速且つ容易に除去可能なインキ壺装置を提供する。【解決手段】 インキ壺内面に長尺の保護フィルム15を通し、その保護フィルム15でインキ壺底面7a及びインキ壺端面10aを覆っておき、インキ交換に際しては、保護フィルム15を巻き上げることで、残インキの付着した部分を外し、新たな部分をインキ壺内面に位置させるようにする。また、ここで使用する保護フィルム15は、両側縁に一定ピッチでインキ壺端面に貼り付けるためのフラップ部15bを備えたものとし、且つそのフラップ部15bを支障なく所定位置に走行させ得るようにするため、インキ壺端面10aを形成するインキ壺側板10を、下方に退避した退避位置に移動可能とする。
請求項(抜粋):
元ローラと、その元ローラに近接配置され、インキ壺底面を形成するインキ壺本体と、前記インキ壺底面の下端に位置するように設けられ、前記元ローラとの間隙を調整可能なインキキーと、前記インキ壺本体の両端に設けられ、インキ壺端面を形成するインキ壺側板と、前記インキ壺内面を保護するための長尺の保護フィルムであって、保護フィルム供給ロールから引き出され、インキキーを経てインキ壺底面を覆うように通された保護フィルムと、該保護フィルムの前記インキ壺底面を覆っていた部分をインキ壺の外側に引き出し、前記保護フィルム供給ロールから引き出された新たな部分をインキ壺底面上に位置させるよう、前記保護フィルムを走行させる保護フィルム搬送装置とを備え、前記保護フィルムが前記インキ壺底面にほぼ等しい幅を有すると共に、その両側縁にインキ壺端面を覆うためのフラップ部を長手方向に一定ピッチで有しており、更に、前記インキ壺側板が、インキ壺の両端に位置する作動位置と、その作動位置よりも低い、前記保護フィルムの走行時にフラップ部の走行に干渉しない退避位置とに移動可能に設けられ、且つ、そのインキ壺側板を作動位置と退避位置とに移動させるインキ壺側板駆動装置が設けられていることを特徴とする印刷機のインキ壺装置。
IPC (2件):
B41F 31/04 ,  B41F 35/04
FI (2件):
B41F 31/04 ,  B41F 35/04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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