特許
J-GLOBAL ID:200903098606201546

プラズマCVD法による蒸着膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小野 尚純 ,  奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-020912
公開番号(公開出願番号):特開2006-342423
出願日: 2006年01月30日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】ガスバリア性及び基体に対する密着性に優れ、さらには耐熱性にも優れたプラズマCVD法による蒸着膜を提供する。【解決手段】有機金属化合物と酸化性ガスとを用いてのプラズマCVD法による蒸着膜において、該蒸着膜は、基体側に位置する有機無機複合領域Yと、有機無機複合領域Yの上に形成された無機性領域Xとを有し、有機金属化合物に由来する金属元素(M)、酸素(O)及び炭素(C)の元素基準で表して、有機無機複合領域Yは、元素比(C/M)及び元素比(O/M)が、0.2<C/M<1.8、及び1.5≦O/Mを満足し、且つ該金属元素(M)の結合エネルギーが無機性領域中で炭素濃度が5%未満の金属元素(M)の平均値よりも0.1eV〜0.7eV低い範囲にあり、無機性領域Xは、元素比(C/M)が、C/M≦0.2を満足している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機金属化合物と酸化性ガスとを反応ガスとして用いたプラズマCVD法により基体表面に形成した蒸着膜において、 該蒸着膜は、基体側に位置する有機無機複合領域と、該有機無機複合領域の上に形成された無機性領域とを有しており、 前記有機金属化合物に由来する金属元素(M)、酸素(O)及び炭素(C)の元素基準で表して、 前記有機無機複合領域は、元素比(C/M)及び元素比(O/M)が下記条件: 0.2<C/M<1.8 1.5≦O/M を満足し、且つ該金属元素(M)の結合エネルギーが前記無機性領域中で炭素濃度が5%未満の金属元素(M)の平均値よりも0.1eV〜0.7eV低い範囲にあり、 前記無機性領域は、元素比(C/M)が下記条件: C/M≦0.2 を満足していることを特徴とする蒸着膜。
IPC (3件):
C23C 16/42 ,  B65D 23/02 ,  B65D 25/14
FI (3件):
C23C16/42 ,  B65D23/02 Z ,  B65D25/14 Z
Fターム (22件):
3E062AA09 ,  3E062AC02 ,  3E062JA01 ,  3E062JA07 ,  3E062JB24 ,  3E062JC02 ,  3E062JD01 ,  3E062JD04 ,  4K030AA06 ,  4K030AA11 ,  4K030AA14 ,  4K030BA37 ,  4K030BA44 ,  4K030BA48 ,  4K030BB13 ,  4K030CA07 ,  4K030CA15 ,  4K030FA01 ,  4K030JA06 ,  4K030JA16 ,  4K030LA01 ,  4K030LA24
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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