特許
J-GLOBAL ID:200903098634310768

有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082922
公開番号(公開出願番号):特開平8-333569
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【課題】 EL発光特性に優れ、且つ、熱安定性にも優れ、長時間の駆動に耐え得る長寿命のEL素子を開発。【解決手段】 一般式(I)【化1】(式中の記号は、明細書に記載の通りである。)で表されるジスチリルアリーレン誘導体を含有する有機エレクトロルミネッセンス素子。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】〔式中、l,m及びnはそれぞれ0又は1であり、且つ、(l+m+n)≧1であり、(1)l=1,m=n=0の時R1〜R12は、それぞれ独立に水素原子または炭素数1〜6のアルキル基,炭素数1〜6のアルコキシ基,炭素数6〜18のアリールオキシ基,炭素数6〜20のアリール基,アミノ基,アルキルアミノ基,アリールアミノ基,シアノ基,ニトロ基,水酸基,ハロゲン原子又は【化2】を示す。但し、R1とR2,R3とR4,R5とR6,R7とR8,R9とR10,R11とR12のうち少なくとも1つは、互いに結合して飽和あるいは不飽和の5員環または6員環を形成する。その場合ヘテロ原子を介して環を形成してもよい。(2)l=m=1,n=0の時R1〜R12については上記と同一であり、R3',R4',R9',R10'はそれぞれ独立に水素原子または炭素数1〜6のアルキル基,炭素数1〜6のアルコキシ基,炭素数6〜18のアリールオキシ基,炭素数6〜20のアリール基,アミノ基,アルキルアミノ基,アリールアミノ基,シアノ基,ニトロ基,水酸基,ハロゲン原子又は【化3】を示す。但し、R1とR2,R3とR4,R3'とR4',R5とR6,R7とR8,R9とR10,R9'とR10',R11とR12は互いに結合して飽和あるいは不飽和の5員環または6員環を形成していてもよい。その場合、ヘテロ原子を介して環を形成してもよい。また、R2とR3,R4とR3',R4'とR5,R8とR9,R10とR9',R10'とR11は互いに結合して飽和あるいは不飽和の5員環または6員環を形成していてもよい。その場合、ヘテロ原子を介して環を形成してもよい。(3)l=m=n=1の時R1〜R12,R3',R4',R9',R10'については上記と同一であり、R3",R4",R9",R10"はそれぞれ独立に水素原子または炭素数1〜6のアルキル基,炭素数1〜6のアルコキシ基,炭素数6〜18のアリールオキシ基,炭素数6〜20のアリール基,アミノ基,アルキルアミノ基,アリールアミノ基,シアノ基,ニトロ基,水酸基,ハロゲン原子又は【化4】を示す。但し、R1とR2,R3とR4,R3'とR4',R3"とR4",R5とR6,R7とR8,R9とR10,R9'とR10',R9"とR10", R11とR12は互いに結合して飽和あるいは不飽和の5員環または6員環を形成していてもよい。その場合、ヘテロ原子を介して環を形成してもよい。また、R2とR3,R4とR3',R4'とR3",R4"とR5,R8とR9,R10とR9',R10'とR9",R10"とR11は互いに結合して飽和あるいは不飽和の5員環または6員環を形成していてもよい。その場合、ヘテロ原子を介して環を形成してもよい。X及びYは、それぞれ独立に置換又は無置換の炭素数6〜20のアリール基を示す。XとYの置換基同士が結合して置換又は無置換の飽和あるいは不飽和の5員環または6員環を形成してもよい。ここで置換基とは炭素数1〜6のアルキル基,炭素数1〜6のアルコキシ基,炭素数6〜18のアリールオキシ基,炭素数6〜20のアリール基,アミノ基,アルキルアミノ基,アリールアミノ基,シアノ基,ニトロ基,水酸基又はハロゲン原子を示す。これらの置換基は単一でも複数置換されていてもよい。〕で表されるジスチリルアリーレン誘導体を含有する有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (2件):
C09K 11/06 ,  H05B 33/14
FI (2件):
C09K 11/06 Z ,  H05B 33/14
引用特許:
審査官引用 (1件)

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