特許
J-GLOBAL ID:200903098671727202

信号合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037442
公開番号(公開出願番号):特開平5-235813
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】周波数スペクトル分布が中心周波数に対して上下対称に分布する2つの信号を最適状態で合成できるようにする。【構成】無限移相器7は、制御部10からの制御信号Cに応じてIF受信信号S2の位相を変化させる。位相比較器6は、2つのIF受信信号の位相差を検出して位相差データDpを送出する。周波数特性検出部8は、合成器3により合成された合成信号S3の周波数スペクトル分布を検出し、中心周波数に対するスペクトル分布の対称性を検出して対称性を示すデータDsを生成する。データ記憶部9は、位相差データDpおよび対称性を示すデータDsを記憶する。制御部10は、最初に、無限移相器7の移相量を所定の間隔で0〜360°変化させてデータDs,Dpをデータ記憶部9に記憶させる。その後、記憶されたデータをチェックし、同期合成ポイントが複数存在する場合、周波数スペクトル分布が最も対称となるポイントに制御信号を生成する。
請求項(抜粋):
周波数スペクトル分布が中心周波数に対して上下対称に分布する2つのIF受信信号のいずれか一方の位相を制御して同相合成し、合成信号を出力する信号合成装置であって、前記2つのIF受信信号のいずれか一方の位相を制御信号に応じて変化させる移相手段と、前記制御信号を生成する制御手段と、前記2つのIF受信信号の位相差を検出して位相差を示すデータを出力する手段と、前記合成信号の周波数スペクトル分布を検出して中心周波数に対する上側および下側のスペクトル分布の対称性を検出し、対称性を示すデータを出力する手段と、前記位相差を示すデータおよび前記対称性を示すデータをそれぞれ受けて記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記移相手段の移相量を所定の間隔で0〜360°変化させて前記位相差を示すデータおよび前記対称性を示すデータをそれぞれ前記記憶手段に記憶させた後、記憶されたデータの内、対称性が最良のデータとなるように前記制御信号を生成することを特徴とする信号合成装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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