特許
J-GLOBAL ID:200903098680104030

可撓性断熱ヒータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-505968
公開番号(公開出願番号):特表2000-505582
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】本可撓性断熱ヒータは断熱ジャケットで覆われたヒータマットよりなる。そのヒータマットは好ましくは重ねられたシートの間に挟まれた抵抗ヒータ線と共にファイバーグラス補強のゴムシートの二枚の層で作られる。そのヒータマットは、加熱されるべきパイプの外表面にピッタリ係合する曲面及び大きさに形成される。ポリマー発泡のような熱絶縁材料のジャケットがヒータマットの外表面に成型される。その断熱ジャケットは、ヒータマットで発生した熱が半径方向外方に逃げるのを抑え、ヒータに触れる人が火傷をするのを防ぐ。マット及びジャケットは、ヒータが対向エッジを有し、ヒータがパイプ上に置かれた時は互いに一致するが、マットとジャケットの結合体は充分弾性可撓性を有して、両エッジを離すことによりヒータをパイプ上で滑らせるだけで充分ヒータを開くことができ、それによりヒーターは解放された時、本来の形に戻れるようになっている。形成された形へのバイアス弾性はヒータをパイプ内に保持するのに一般に充分であるが、望むならば、止金、ベルクロ帯、及び他の適当なファスナーがヒータをパイプの周りにピッタリと固定するのに用いることができる。電源コード、制御キャビティ及びオプションのカバー成型でヒータマット内のヒータ線又は他の素子に電力を供給するように構成させる。可撓性絶縁ヒータのシステムは、複数のヒータ装置を一連に使用することを可能とし、パイプネットワークを加熱及び断熱することができる。
請求項(抜粋):
二次元または三次元の曲面を有する物体例えばパイプ、バルブ、または他の物体を加熱するヒータ装置であって、 加熱対象物を取り囲み該対象物の曲面に順応できるように形状加工および寸法加工された内面と、該内面から半径方向に離れた外面とを有し、可撓性で実質的に非伸縮性の固体材基盤で構成された熱発生材のヒータマットを備え、 更に上記ヒータマットの外面に移動不能な関係で付着されたジャケットを備えており、該ジャケットは、固体材全体に空気またはガス気泡が分布して形成された弾力性で伸縮可能かつ圧縮可能な複合材であり、また、該複合材は上記ヒータマットと比較して密度が低く、弾力性および圧縮性が高く、伝熱性が低く、厚さが大きく、圧縮に対して充分な弾力的抵抗を有することで、ヒータマットを変形させる外力が解消するとヒータマットの内面は加熱対象物の曲面を囲み該曲面に順応できる寸法および形状に戻って該寸法および形状を維持するための固有記憶力を有していることを特徴とするヒータ装置。
IPC (3件):
H05B 3/20 313 ,  H05B 3/34 ,  H05B 3/58
FI (3件):
H05B 3/20 313 ,  H05B 3/34 ,  H05B 3/58
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • ガス流路形成機器用加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-008825   出願人:三興工業株式会社
  • カーボン発熱体付き断熱パイプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-186691   出願人:株式会社ニチフ端子工業
  • 特公平7-118369
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