特許
J-GLOBAL ID:200903098690121439

二次蓄電池の残存容量を判定する方法、および、判定結果を用いて車両に搭載された二次電池の残存容量を検出する方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-427411
公開番号(公開出願番号):特開2005-188965
出願日: 2003年12月24日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】二次蓄電池の残存容量またはSOCを正確に求める方法と装置を提供する。 【解決手段】まず、残存容量またはSOCが既知の鉛蓄電池について事前に端子電圧VSOC と放電電流との関係式を求める(S1)。VSOC =aSOC ×I+bSOC 。すなわち、各残存容量またはSOCにおける第1係数aSOC と第2係数bSOC とを異なる2種の放電特性試験で得たデータから求める。次いで、実際の鉛蓄電池の残存容量またはSOCの判定を行う(S2)。その方法としては、得られた関係式についてデータテーブル化処理を行い(S2a)、実際の蓄電池の放電電流を測定して関係式に導入して端子電圧VSOC の演算を行い(S2b)、実測した端子電圧と演算で求めた端子電圧とを用いて残存容量またはSOCを判定する(S2c)。判定した結果は、たとえば、鉛蓄電池の交換時期の判断、または、アイドリングストップ処理などに使用できる(S3)。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
二次蓄電池の残存容量またはSOCを判定するために用いる端子電圧を求めるため、各残存容量またはSOCにおける放電電流(Ij )とそのときの端子電圧(VSOC )とを関連付ける関係式、VSOC =aSOC ×Ij +bSOC (ただし、VSOC は端子電圧、Ij は放電電流、aSOC は第1係数、bSOC は第2係数である)を求める方法であって、 第1放電特性試験として、前記二次蓄電池の既知の複数の残存容量またはSOCの各残存容量またはSOCにおいて、異なる第1放電電流(Ij )で端子電圧が安定する第1放電時間の間放電し、第1放電特性試験における前記二次蓄電池の端子電圧を測定し、 各残存容量またはSOCにおいて測定して得られた複数組の端子電圧と前記各第1放電電流とから前記第1係数(aSOC )を求め、 第2放電特性試験として、前記二次蓄電池を第2放電電流で放電し、第2放電特性試験における前記二次蓄電池の端子電圧を測定し、 第2放電特性試験で得られた時間経過と測定した端子電圧とから、前記第2係数bSOC を求め、 前記求めた第1係数aSOC および第2係数bSOC を前記関係式に適用する、 二次蓄電池の残存容量またはSOCを判定するための関係式を求める方法。
IPC (4件):
G01R31/36 ,  B60R16/04 ,  H01M10/48 ,  H02J7/00
FI (5件):
G01R31/36 A ,  B60R16/04 S ,  B60R16/04 W ,  H01M10/48 P ,  H02J7/00 M
Fターム (21件):
2G016CB12 ,  2G016CB23 ,  2G016CC01 ,  2G016CC02 ,  2G016CC04 ,  2G016CC06 ,  2G016CC07 ,  2G016CC23 ,  2G016CC26 ,  2G016CC27 ,  2G016CF07 ,  5G003AA07 ,  5G003BA01 ,  5G003CA01 ,  5G003CA11 ,  5G003EA05 ,  5H030AA00 ,  5H030AS08 ,  5H030FF41 ,  5H030FF43 ,  5H030FF44
引用特許:
出願人引用 (9件)
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