特許

J-GLOBAL ID：200903098690915664

逆相間移動酸触媒

発明者： 清水 正一 ,  佐々木 保之 ,  嶋田 修之
出願人/特許権者： 学校法人日本大学
代理人 (1件)： 有賀 三幸 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-356858
公開番号（公開出願番号）：特開2003-154275
出願日： 2001年11月22日
公開日（公表日）： 2003年05月27日
要約：

【要約】【解決手段】 一般式(1)【化1】(式中、R1及びR2は同一又は異なって水素原子又は低級アルキル基を示し、X1及びX2はいずれか一方が-(CH2)mSO3H(ここで、mは1〜3の数を示す)を示し、他方が水素原子、水酸基又はメチル基を示す)で表されるカリックスアレーン類からなる水溶性逆相間移動酸触媒。【効果】 本発明のカリックスアレーン類(1)は、その疎水性空孔による逆相間移動触媒としての作用とブレンステッド酸触媒としての作用により、液-液二相系反応において高い触媒活性を示す。本反応系は、界面活性剤を用いずに水中でのマンニッヒ型反応に成功した初めての例である。また触媒の回収・再利用の点で極めて優れていることから真に実用的な環境調和型有機合成反応用触媒として期待できる。

請求項（抜粋）：

一般式(1)【化1】(式中、R1及びR2は同一又は異なって水素原子又は低級アルキル基を示し、X1及びX2はいずれか一方が-(CH2)mSO3H(ここで、mは1〜3の数を示す)を示し、他方が水素原子、水酸基又はメチル基を示す)で表されるカリックスアレーン類からなる水溶性逆相間移動酸触媒。

IPC (5件)：

B01J 31/02 103 ,  C07C221/00 ,  C07C225/16 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C309/24

FI (5件)：

B01J 31/02 103 Z ,  C07C221/00 ,  C07C225/16 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C309/24

Fターム (25件)：

4G069AA06 ,  4G069BA21A ,  4G069BA21B ,  4G069BA43A ,  4G069BE06A ,  4G069BE21A ,  4G069BE21B ,  4G069BE36A ,  4G069BE36B ,  4G069BE37A ,  4G069BE37B ,  4G069CB59 ,  4H006AA02 ,  4H006AA03 ,  4H006AB40 ,  4H006AC52 ,  4H006BA52 ,  4H006BA65 ,  4H006BA82 ,  4H006BB31 ,  4H006BC14 ,  4H039CA62 ,  4H039CA71 ,  4H039CD10 ,  4H039CE90

引用特許：

出願人引用 (2件)

• ジアントラキノン-N,N’-ジヒドロアジンの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-136758   出願人：三井東圧化学株式会社
• 新規カリックスホスフィン及び新規ビフェニルアルキルホスフィンのスルホン化物、並びに該両新規ホスフィン化合物のスルホン化物を成分とする触媒
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-277543   出願人：学校法人日本大学

審査官引用 (2件)

• ジアントラキノン-N,N’-ジヒドロアジンの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-136758   出願人：三井東圧化学株式会社
• 新規カリックスホスフィン及び新規ビフェニルアルキルホスフィンのスルホン化物、並びに該両新規ホスフィン化合物のスルホン化物を成分とする触媒
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-277543   出願人：学校法人日本大学

引用文献：

出願人引用 (3件)

• Novel water-soluble tetrasulfonatomethylcalix[4]resorcinarenes
• 水溶性カリックスアレーンの逆相間移動触媒作用ハロゲン化アルキルおよびアラルキルの求核置換反応
• 環境調和型反応プロセス構築のための機能物質の設計と合成

審査官引用 (3件)

• Novel water-soluble tetrasulfonatomethylcalix[4]resorcinarenes
• 水溶性カリックスアレーンの逆相間移動触媒作用ハロゲン化アルキルおよびアラルキルの求核置換反応
• 環境調和型反応プロセス構築のための機能物質の設計と合成