特許
J-GLOBAL ID:200903098710088808

空調装置の温湿度制御シミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300240
公開番号(公開出願番号):特開平11-132534
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 空調装置の設計を行う場合などに外気の温湿度に応じてどのような温湿度制御が行われるかシミュレーションできるようにする。【解決手段】 設計しようとする空調装置(1) の条件設定データを入力すると、制御マップ設定器(14)により湿り空気線図を温湿度制御に必要な温湿度調整器(4...) の組合せに応じて複数の制御エリア (A1〜A10)に区分した制御マップ(M) が表示装置(15)にグラフィック表示される。したがって、空調装置(1) を設置する土地の気象条件を入力して、制御マップ(M) 上に表示させれば、各制御エリア (A1〜A10)の使用頻度を知ることができ、これに基づいて、各温湿度調整器(4...)の容量の適否を判定することができる。また、予想線設定器(17)では、外気状態点が属する制御エリア (A1〜A10)に応じて、空調装置(1) を稼動させたときの空気の温湿度変化を表す状態変化予想線が設定され、これが表示装置(15)にグラフィック表示される。
請求項(抜粋):
取り入れた外気を調温/調湿する温湿度調整器(4, 4...)として、加熱容量可変の主加熱装置(H),加湿容量可変の断熱加湿装置(W),冷却容量可変の冷却装置(C),加熱容量の微調整が可能な補助加熱装置(RH)及び加湿容量の微調整が可能な等温加湿装置(DS)のうち、少なくとも一以上がこの順序で配列されてなる空調装置(1)を想定し、任意の温湿度の外気を取り入れたときの温湿度制御状態のシミュレーションを行う空調装置の温湿度制御シミュレータであって、空調装置(1)の条件設定データを入力するデータ入力装置(11)と、これらの各条件設定データを所定の記憶領域に記憶するデータ記憶装置(12)と、湿り空気線図を数値データ又は数式データ化して記憶した空気線図テーブル(13)と、前記データ記憶装置(12)に記憶された各条件設定データに基づき前記空気線図テーブル(13)から読み出した湿り空気線図を温湿度制御に必要な温湿度調整器(4, 4...) の組合せに応じて複数の制御エリア (A1 〜A10) に区分した制御マップ (M) を設定する制御マップ設定器(14)と、制御マップ(M)を湿り空気線図に重ねてグラフィック表示する表示装置(15)を備えたことを特徴とする空調装置の温湿度制御シミュレータ。
IPC (3件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02 ,  G06F 17/00
FI (3件):
F24F 11/02 102 D ,  F24F 11/02 Z ,  G06F 15/20 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 外気空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-082577   出願人:株式会社大氣社
  • 空気線図作成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-245933   出願人:株式会社テクノ菱和
  • 特開平2-037245
全件表示

前のページに戻る