特許

J-GLOBAL ID：200903098730878112

耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用鋼およびボルト

発明者： 家口 浩 ,  難波 茂信 ,  加藤 猛彦 ,  並村 裕一 ,  長谷川 豊文
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 小谷 悦司 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-191134
公開番号（公開出願番号）：特開平10-036940
出願日： 1996年07月19日
公開日（公表日）： 1998年02月10日
要約：

【要約】【課題】 引張強さが100〜130kgf/mm2 と高強度でありながら耐遅れ破壊性に優れ、しかも低コストのボルト用鋼を提供する。【解決手段】 熱間圧延線材または冷間伸線材であり、下記(1)および(2)の少なくともいずれかの要件を満足する。(1)200〜500nmの大きさのTi系析出物のうち、10%以上の析出物がSを含有しないものである。(2)線材の中心軸を通る縦断面で表層から0.3mmより中心軸までの被顕面積20mm2 中に、Mnを主成分とする硫化物若しくは該硫化物を主体とする複合介在物であって長径10μm以上のが5個以下である。

請求項（抜粋）：

熱間圧延線材または冷間伸線材であり、下記(1)および(2)の少なくともいずれかの要件を満足するものであることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用鋼。(1)200〜500nmの大きさのTi系微細析出物のうち、10%以上の析出物がSを含有しないものである。(2)線材の中心軸を通る縦断面で表層から0.3mmより中心軸までの被顕面積20mm2 中に、Mnを主成分とする硫化物若しくは該硫化物を主体とする複合介在物であって長径10μm以上のものが5個以下である。

IPC (6件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/60 ,  F16B 35/00

FI (6件)：

C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/00 301 Z ,  C21D 8/10 A ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/60 ,  F16B 35/00 J

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭58-084960
  
• 耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト用鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-277227   出願人：新日本製鐵株式会社