特許
J-GLOBAL ID:200903098753336163

光ファイバ母材の加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-227186
公開番号(公開出願番号):特開2002-037639
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ母材の線引き部位の加工において、先端を偏心のないテーパ状に形成する。【解決手段】 上部把持部1及び下部把持部2の移動を制御する制御部5および移動機構6を備え、光ファイバ母材10の上端を把持する上部把持部1を下方に移動することによって、光ファイバ母材の加熱部10Bを加熱炉4に挿入するとともに、光ファイバ母材の下端部10Aを下部把持部2に導入し、さらに前記上部把持部1及び下部把持部2によって支持した光ファイバ母材の加熱部10Bを加熱しながら下部把持部2を下方に移動することによって、光ファイバ母材下端一部の不要部10Dを除去し、下部先端必要部10Cをテーパ状に形成する光ファイバ加工装置において、加熱炉4の上方に外径測定部3を設け、この外径測定部3で光ファイバ母材の下端部10Aと加熱部10Bにおける外径のXY座標を測定し、この測定データに基づいて制御部5が、加熱部10Bの加熱炉4の中心からのずれと、下端部10Aの導入位置を検出し、この検出データに基づいて移動機構6が上部把持部1と下部把持部のXY座標の調節を行う。
請求項(抜粋):
上部把持部(1)及び下部把持部(2)の移動を制御する制御部(5)および移動機構(6)を備え、光ファイバ母材(10)の上端を把持する上部把持部(1)をZ軸方向の下方に移動することによって、光ファイバ母材の加熱部(10B)を加熱炉(4)に挿入するとともに、光ファイバ母材の下端部(10A)を下部把持部(2)に導入し、さらに前記上部把持部(1)及び下部把持部(2)によって支持した光ファイバ母材の加熱部(10B)を加熱しながら下部把持部(2)を下方に移動することによって、光ファイバ母材下端一部の不要部(10D)を除去し、下部先端必要部(10C)をテーパ状に形成する光ファイバ加工装置において、加熱炉(4)の上方に外径測定部(3)を設け、この外径測定部(3)で光ファイバ母材の下端部(10A)と加熱部(10B)における外径のXY座標を測定し、制御部(5)が、加熱部(10B)の外径のXY座標に基づいて、加熱部(10B)の加熱炉(4)の中心からのずれを検出し、この検出データに基づいて移動機構(6)が上部把持部(1)のXY座標の調節を行うとともに、制御部(5)が、下端部(10A)及び加熱部(10B)の外径の座標に基づいて、下端部(10A)の導入位置を検出し、この検出データに基づいて移動機構(6)が下部把持部(2)のXY座標の調節を行うことを特徴とした光ファイバ母材の加工装置。
Fターム (1件):
4G021BA00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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