特許
J-GLOBAL ID:200903098765465570

二方向プレテンション部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森山 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-071418
公開番号(公開出願番号):特開2007-245506
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】二方向プレテンション部材を直列配置で複数個同時に製造する場合において、安価な製造設備で所期のプレストレス導入を容易に行えるようにする。【解決手段】複数本の縦方向PC鋼材102と複数本の横方向PC鋼材104とがコンクリート部材106内に配置されてなる二方向プレテンション部材100を、縦方向の複数箇所で複数個同時に製造する。その際、縦方向および横方向の鉛直断面形状がいずれも略U字形に設定された縦長の製作ベッド10を用いて縦方向および横方向のプレストレス導入を行い、製作ベッド自体でPC鋼材緊張時の反力を受けるようにする。これにより、従来のような長尺の水平反力アンカを備えた反力装置を不要とし、二方向プレテンション部材100の製造設備のコスト低減を図る。また、PC鋼材の緊張力の管理を容易化して、所期のプレストレス導入を容易に可能とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
縦方向に延びる複数本の縦方向PC鋼材と、これら縦方向PC鋼材と交差するようにして横方向に延びる複数本の横方向PC鋼材とが、コンクリート部材内に配置されてなる二方向プレテンション部材を、縦方向の複数箇所で複数個同時に製造する方法において、 縦方向および横方向の鉛直断面形状がいずれも略U字形に設定された縦長の製作ベッドを用い、 上記製作ベッドにおける一方の側壁に上記各横方向PC鋼材の一端部を定着した状態で、上記製作ベッドにおける他方の側壁に設置したジャッキを用いて上記各横方向PC鋼材の緊張および緊張解除を行うことにより、上記両側壁間において打設される各コンクリート部材に対して横方向のプレストレスを導入するとともに、 上記製作ベッドにおける一方の端部壁に上記各縦方向PC鋼材の一端部を定着した状態で、上記製作ベッドにおける他方の端部壁に設置したジャッキを用いて上記各縦方向PC鋼材の緊張および緊張解除を行うことにより、上記両端部壁間において打設される複数のコンクリート部材に対して縦方向のプレストレスを一括して導入する、ことを特徴とする二方向プレテンション部材の製造方法。
IPC (2件):
B28B 23/04 ,  B28B 7/26
FI (2件):
B28B23/04 ,  B28B7/26 F
Fターム (12件):
4G053AA07 ,  4G053BA01 ,  4G053DA01 ,  4G053EA03 ,  4G053EB06 ,  4G058GA01 ,  4G058GB02 ,  4G058GC01 ,  4G058GF12 ,  4G058GF22 ,  4G058GF26 ,  4G058GF30
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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