特許
J-GLOBAL ID:200903098799030018

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-175907
公開番号(公開出願番号):特開2005-328688
出願日: 2004年06月14日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】電力回生方式による力率改善を行う。【解決手段】高周波インダクタを被制御巻線NRとする制御トランスPRTを備える。トランジスタQ12、Q13を含む第1の増幅回路系により整流平滑電圧Eiのレベル(商用交流電源ACレベル)に応じて被制御巻線NRのインダクタンスが可変制御されるようにする。負荷電流レベル、つまり負荷変動に応じてQ11を含む第2の増幅回路系によっても被制御巻線NRのインダクタンスが可変制御されるようにする。これにより、負荷や交流入力電圧VACの変動に対して力率改善手段により改善される力率値が一定となるように制御することが可能になる。また、絶縁コンバータトランスの磁束密度を所定以下に設定して、二次側直流出力電圧の変動、つまり、負荷変動や商用交流電源(交流入力電圧)のレベル変動にかかわらず、二次側整流動作としては、常に、二次側整流電流が不連続となる期間を生じない連続モードとなるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
商用交流電源を入力して整流平滑電圧を生成する整流平滑手段と、 上記整流平滑電圧を直流入力電圧として入力してスイッチングを行うスイッチング素子を備えて形成したスイッチング手段と、 上記スイッチング素子をスイッチング駆動するスイッチング駆動手段と、 少なくとも、上記スイッチング手段のスイッチング動作により得られるスイッチング出力が供給される一次巻線と、該一次巻線に得られたスイッチング出力により交番電圧が励起される二次巻線とを巻装して形成される絶縁コンバータトランスと、 少なくとも、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線の漏洩インダクタンス成分と、上記一次巻線に直列接続された一次側直列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成され、上記スイッチング手段の動作を電流共振形とする一次側直列共振回路と、 上記絶縁コンバータトランスの二次巻線に励起される交番電圧を入力して整流動作を行って、二次側直流出力電圧を生成するように構成された二次側直流出力電圧生成手段と、 上記二次側直流出力電圧のレベルに応じて上記スイッチング駆動手段を制御して、上記スイッチング手段のスイッチング周波数を可変することで、二次側直流出力電圧に対する定電圧制御を行うように構成された定電圧制御手段と、 力率改善手段とを備え、 上記力率改善手段は、 力率改善用スイッチング素子と高周波インダクタから成る直列接続回路であって、上記整流平滑手段が形成する整流電流経路に対して直列に挿入される力率改善用直列接続回路と、 上記高周波インダクタを被制御巻線として、この被制御巻線に対して密結合の状態で巻装される検出巻線と、制御巻線とが巻装される可飽和リアクタであって、上記制御巻線に流す直流電流である制御電流のレベルに応じて上記被制御巻線のインダクタンスを可変するように動作する制御トランスと、 上記商用交流電源のレベルに応じたレベルの上記制御電流を流すように動作する第1の制御電流生成回路と、 上記被制御巻線から上記検出巻線に誘起される電圧レベルに応じたレベルの上記制御電流を流すように動作する第2の制御電流生成回路とを備えると共に、 上記力率改善用スイッチング素子と高周波インダクタの接続点に対して上記一次側直列共振回路の端部を接続して形成し、 上記絶縁コンバータトランスは、 上記二次側直流出力電圧の変動にかかわらず、二次側整流電流が連続モードとなるようにして、磁束密度を所定以下となるように設定する、 ことを特徴とするスイッチング電源回路。
IPC (2件):
H02M3/28 ,  H02M7/12
FI (3件):
H02M3/28 Q ,  H02M3/28 C ,  H02M7/12 P
Fターム (18件):
5H006AA02 ,  5H006AA07 ,  5H006CA01 ,  5H006CA07 ,  5H006CB01 ,  5H006CB08 ,  5H006CC08 ,  5H006DA04 ,  5H006DB01 ,  5H006DC05 ,  5H730AA18 ,  5H730BB66 ,  5H730CC05 ,  5H730DD04 ,  5H730DD23 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FG05
引用特許:
出願人引用 (2件)

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