特許
J-GLOBAL ID:200903098812709327

FM-CWレ-ダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019176
公開番号(公開出願番号):特開2000-214250
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 2つの距離を設定した閾値と障害物距離とを比較してFFTポイント数などを変更し、高い周波数精度を保ってFFTの演算時間を大幅に短縮させる。【解決手段】 前方の障害物への送信波と反射波が合成されたビート信号は、LPF7などを経て、周波数解析処理器10で、A/D変換器9によりサンプリングされたビート信号の離散値データを、周波数解析手法で処理してスペクトラムを抽出する。ターゲット認識器11でこのスペクトラムのピークペアリング及びグルーピングを行い、障害物との距離及び相対速度を算出する。閾値判別回路12が最も近い障害物までの距離と閾値とを比較し、次のサイクルのビート信号に対するA/D変換器9のサンプリング周波数と、周波数解析処理器10で用いるFFTポイント数とを変更させる。さらに、危険判別器13により、障害物との距離及び相対速度から障害物に対する危険度を判別し、警報器14により知らせる。
請求項(抜粋):
三角波によってFM変調された送信波を物標に向けて送信し、前記物標より反射された反射波を受信波として受信し、前記送信波と前記受信波をミキシングして得られたビート信号を周波数解析手法によって信号処理し、ピークペアリング及びグルーピングなどの認識処理を行うことによって、前記物標との距離及び前記物標との相対速度を算出するFM-CWレーダ装置において、 予め設定した距離の閾値と最も近距離に位置する物標の距離とを比較し、さらに、予め設定した相対速度の閾値と最も近距離に位置する物標の相対速度とを比較し、これらの比較結果に基づいて、初期値として設定されたサンプリング周波数と、初期値として設定されたFFT(Fast Fourier Transform)ポイント数と、FM変調された変調周波数とを変更することにより、必要とする周波数精度や距離精度を下げることなく、前記物標確定までの処理時間を短縮させ、前記物標との距離及び前記物標との相対速度を算出することを特徴とするFM-CWレーダ装置。
Fターム (25件):
5J070AB19 ,  5J070AB21 ,  5J070AB24 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AE20 ,  5J070AF03 ,  5J070AH01 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH33 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070AH50 ,  5J070AK13 ,  5J070AK40 ,  5J070BA01 ,  5J070BF02 ,  5J070BF03 ,  5J070BF07 ,  5J070BF12 ,  5J070BF13
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-292430   出願人:株式会社日立製作所
  • 特許第2744881号

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