特許
J-GLOBAL ID:200903098832718055

鋼の連鋳鋳片の偏析、センターポロシティ改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-033417
公開番号(公開出願番号):特開平8-224650
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】鋼の連続鋳造において中心偏析、センターポロシティ等の内質欠陥の生成を防止する。【構成】連続鋳造法において、連鋳ストランド内の溶鋼を電磁撹拌すると共に、連鋳機内の未凝固部が残留する部分の特定範囲を比水量0.5l/kg以上で冷却して、あるいは更に未凝固部が残留する特定範囲で特定量の圧下を加えることを組合せて連鋳鋳片の偏析及びセンターポロシティの改善を図る。また、上記圧下方法として鋳片幅中央部に凸部を形成した段付きロールあるいは金型を用いて、また、圧下を加えるロールあるいは金型の凸部の幅を連鋳機の機端側ほど同等か減少させたもので圧下する方法を採用する内質改善方法。【効果】鋳片の内質欠陥の生成を防止することで、熱間及び冷間加工性の優れた鉄鋼素材の製造が可能となる。
請求項(抜粋):
鋼の連続鋳造における連鋳ストランド内の溶鋼を電磁撹拌すると共に、連鋳機の長手方向に鋳型下端から鋳片の厚み凝固率{(凝固シェル厚)÷(鋳片厚/2)}×100%で25%までの範囲を含み、且つ、連鋳機の長手方向の範囲としてメニスカスから鋳片断面中心部の固相率が0.8となる位置までの範囲のうち40%以上の範囲で水スプレーまたはミストスプレーにより鋳片表面を比水量0.5 l/kg以上で冷却することを特徴とする連鋳鋳片の偏析、センターポロシティ改善方法。
IPC (6件):
B22D 11/22 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/124 ,  B22D 11/128 350 ,  B22D 11/20 ,  B21J 1/02
FI (6件):
B22D 11/22 B ,  B22D 11/10 350 A ,  B22D 11/124 N ,  B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/20 C ,  B21J 1/02 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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