特許
J-GLOBAL ID:200903098835481420

動きベクトル検出方法及び画像データの符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-355384
公開番号(公開出願番号):特開平7-203462
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【構成】 現在フレームに基準ブロックを設定し、前フレームに上記基準ブロックと同画素数の検査ブロックを設定し、この検査ブロックを移動しながら、該検査ブロックと基準ブロックとのブロックマッチング処理を行い、上記検査ブロックの移動範囲を多段階的に徐々に狭めながら動きベクトルの検出を行う動きベクトル検出方法であって、第1ステップにおいて、上記検査ブロックを第1の移動範囲SV1で移動した際に得られた、検査ブロックと基準ブロックとの各画素の差分の絶対値和のうち、値の小さいものから順に複数の絶対値和を検出し、次のステップで、上記各絶対値和に基づいて移動範囲を第1ステップよりも狭めてそれぞれ設定し動きベクトルの検出を行う。【効果】 動きベクトルの検出精度の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
時間的に前後する現在画像或いは前画像に所定画素からなる基準ブロックを設定し、上記基準ブロックと同じ画素数からなる検査ブロックを、上記基準ブロックが設定された画像以外の画像の所定の移動範囲内で移動し、該検査ブロックを移動する毎に、検査ブロックと基準ブロックとの相関を示す評価関数値を検出し、上記検査ブロックの移動に対応して得られた各評価関数値の中から値が最小の評価関数値を検出し、この値が最小の評価関数値が形成された移動範囲内の所定位置の画素に基づいて上記検査ブロックの次の移動範囲を所定分狭め、再度、上記値が最小の評価関数値を検出する動作を、上記検査ブロックの最小限度の移動範囲となるまで繰り返し行い、この最小限度の移動範囲で検出された、値が最小の評価関数値に基づいて動きベクトルを検出する動きベクトル検出方法において、上記検査ブロックを、最小限度の移動範囲以外の移動範囲で移動した際に得られた評価関数値のうち、値が最小の評価関数値から順に値が小さい評価関数値を複数検出し、この複数検出された評価関数値が形成された各移動範囲内の所定位置の画素に基づいて、上記検査ブロックの次の移動範囲を所定分狭めてそれぞれ設定し、この狭めて設定された各移動範囲で上記検査ブロックの移動をそれぞれ行って評価関数値を検出する動作を、上記検査ブロックの最小限度の移動範囲となるまで繰り返し行い、上記最小限度の移動範囲で検査ブロックを移動した際に得られた、値が最小の評価関数値に基づいて動きベクトルを検出することを特徴とする動きベクトル検出方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H04N 11/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭55-158784
  • 特開昭61-283292
  • 動き検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-133302   出願人:松下電器産業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-158784
  • 特開昭61-283292
  • 動き検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-133302   出願人:松下電器産業株式会社
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