特許
J-GLOBAL ID:200903098843116316

小型光学的ピックアップ・ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257952
公開番号(公開出願番号):特開2000-298868
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 ホログラフィ光学的素子を使用しない小型光学的ピックアップ・ヘッドを提供すること。【解決手段】 複屈折プリズム40および1/4波長(1/4λ)プレート60が小型光学的ピックアップ・ヘッドの光路内に設置されている。複屈折プリズム40は複屈折材料からできていて、その光学軸が相互に直交している二つの結晶41,42からなる。それ故、ソース・ビームPBは、複屈折プリズム40を通過するとき屈折しないが、1/4波長プレート60により偏光角度が変更された戻りビームSBは複屈折プリズム40により光検出器20の方向に屈折する。レーザ光線の電力は、信号変換の信頼性を改善するために全部利用される。より強度の強い光信号を入手でき、ソース・ビームに対する戻りビームの干渉も防止できる。
請求項(抜粋):
光学的データ記録媒体上に情報を記録し、かつそこから前記情報を再生するための小型光学的ピックアップ・ヘッドであって、光学的データ記録媒体上に情報を記録し、かつそこから前記情報を再生するために直線的に偏光されたビームを発生するためのレーザ源と、前記光学的データ記録媒体から反射した戻りビームを電気信号に変換するために、前記レーザ源と同じ基板内に収容されている光検出器と、前記戻りビームを前記レーザ源から放射されるソース・ビームから分離し、かつレーザ・ビームの全電力のほとんどを通過させるために、前記小型光学的ピックアップ・ヘッドの光路内に配置されていて、同じ複屈折材料からできている二つの接合結晶からなる複屈折プリズムと、前記ソース・ビームの焦点を前記光学的データ記録媒体上に結ばせるために前記光路内に配置されている対物レンズと、ビームの偏光方向を変え、前記ソース・ビームの方向に直交する偏光方向を持つ戻りビームを発生するために、前記複屈折プリズムと前記対物レンズとの間の光路内に配置されている1/4波長プレートとを備えることを特徴とする小型光学的ピックアップ・ヘッド。
Fターム (13件):
5D119AA12 ,  5D119AA43 ,  5D119BA01 ,  5D119CA09 ,  5D119DA01 ,  5D119DA05 ,  5D119EA02 ,  5D119EA03 ,  5D119FA05 ,  5D119JA12 ,  5D119JA32 ,  5D119KA02 ,  5D119LB07
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-063037
  • 光ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-140307   出願人:株式会社日立製作所
  • 光ピックアップ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-270225   出願人:株式会社リコー

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