特許
J-GLOBAL ID:200903098890282267
ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
橋本 剛
, 小林 博通
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-285673
公開番号(公開出願番号):特開2008-101720
出願日: 2006年10月20日
公開日(公表日): 2008年05月01日
要約:
【課題】ジャケットにステアリングシャフトを挿通させる際に、ステアリングシャフトに予め装着したゴムリングが抜け落ちないようにする。 【解決手段】筒状のジャケット2の内部に、軸受3を介してステアリングシャフト4を設け、ステアリングシャフト4に大径部4bを形成して軸受3の端面を規制し、大径部4bの端面4dと直交する底面4eを有する密着用円周溝4cを形成し、端面4dおよび底面4c、軸受3の内周側縁部3aとの間に、ゴムリング6を介在させ、軸受3の軸方向内部側には、樹脂からなるブッシュ7を設け、該ブッシュ7を中心側へ付勢するゴムリング8を設けた回転抵抗付与装置において、ブッシュ7の内周側縁部に逃げ用テーパ面7cを形成し、ブッシュ7に半径方向外側へ突出する回り止め部7eを形成し、該回り止め部7eを前記ジャケット2の係合孔2cに遊嵌し、ゴムリング8を逃げ用テーパ面7cと回り止め部7eとの間に配置した。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
筒状のジャケットの内部に、該ジャケットに対して軸方向に規制された軸受を介して回転自在にステアリングシャフトを設け、
前記ステアリングシャフトにリング用円周溝を形成し該リング用円周溝にリングを装着して前記軸受の一方側端面を規制する一方、前記ステアリングシャフトに大径部を形成して前記軸受の他方側端面を規制し、該大径部の端面に隣接する密着用円周溝を形成し、該密着用円周溝の内部に前記ステアリングシャフトと前記軸受との間に介在させる密着用弾性リングを収容し、
前記ジャケットの内部であって前記軸受の他方側には、筒状の樹脂からなり軸方向に設けたスリットにより縮径可能で前記ステアリングシャフトの外周面に摺動接触させる摺動部材を設け、該摺動部材の外周面に付勢用円周溝を形成し、該付勢用円周溝に該摺動部材を前記ステアリングシャフトの外周面へ付勢する付勢用弾性リングを収容したステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、
前記摺動部材の反軸受側の内周部に逃げ用テーパ面を形成し、
前記摺動部材の軸受側の外周部には半径方向外側へ突出する回り止め部を形成する一方、前記ジャケットを貫通する係合孔を設け、該係合孔に前記回り止め部を遊嵌し、
前記付勢用円周溝を軸方向で前記逃げ用テーパ面と前記回り止め部との間に配置したことを特徴とするステアリングシャフトの回転抵抗付与装置。
IPC (4件):
F16F 15/02
, B62D 1/16
, F16C 35/077
, F16C 27/06
FI (4件):
F16F15/02 E
, B62D1/16
, F16C35/077
, F16C27/06 B
Fターム (21件):
3D030DC35
, 3D030DF01
, 3J012AB07
, 3J012BB01
, 3J012CB04
, 3J012DB08
, 3J012DB14
, 3J012FB07
, 3J017AA01
, 3J017CA02
, 3J017DA02
, 3J017DB04
, 3J048AA06
, 3J048AC01
, 3J048BE13
, 3J048DA06
, 3J048EA21
, 3J117AA01
, 3J117CA02
, 3J117DA02
, 3J117DB04
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
回転シャフトへの摩擦付与構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-284903
出願人:トヨタ自動車株式会社, オイレス工業株式会社
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