特許
J-GLOBAL ID:200903098970182336

生化学物質検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 勝男 ,  田中 恭助 ,  佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-251516
公開番号(公開出願番号):特開2006-071300
出願日: 2004年08月31日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 蛍光体などの標識を使用しない生化学センサは,サンプルへの標識導入が不要なため計測が簡便・迅速である。しかし,従来の非標識センサは標識を用いた測定法に比べて感度不足であり,精製が十分でないサンプルでは測定精度が劣化するという問題があった。【解決手段】 サンプル中の検出したい物質と選択的に結合する分子を振動させ,結合前後での振動状態の変化を計測することによって検出したい分子の量を計測する。これによって振動状態の異なる不純物の影響を抑圧することができる。また,分子振動による周期的な信号をロックイン計測することによって,固体表面での分子の吸着・脱離等で生じる1/fノイズを低減し,高感度化を図ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板上に形成された光導波路に接する流体中に含まれる被検出物質を検出する生化学物質検出装置であって、 前記光導波路に光を入射する光入射手段と、 前記光導波路から出射された光を検出する光検出手段と、 前記光導波路表面近傍に設けられ前記被検出物質と選択的に結合するレセプタと、 前記レセプタに振動を与え、前記レセプタと前記光導波路の表面との距離を変化させる振動励起手段と、 前記光検出手段からの出力信号に基き、前記振動励起手段により振動励起された前記レセプタの振動の振幅、もしくは振動数、もしくは位相のいずれかを算出する信号処理部とを有することを特徴とする生化学物質検出装置。
IPC (4件):
G01N 21/27 ,  C12M 1/34 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/543
FI (5件):
G01N21/27 C ,  C12M1/34 B ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 N ,  G01N33/543 595
Fターム (23件):
2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059CC17 ,  2G059DD13 ,  2G059DD16 ,  2G059EE02 ,  2G059EE09 ,  2G059EE12 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ12 ,  2G059JJ17 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK03 ,  2G059KK04 ,  4B029AA07 ,  4B029BB15 ,  4B029CC03 ,  4B029FA15
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る