特許
J-GLOBAL ID:200903098980134631

血管または他の生物体組織の開口を密封するための縫合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-544795
公開番号(公開出願番号):特表2001-524864
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】縫合装置520によれば、医師が血管16または他の生物体組織にある切開部26を遠隔的に密封することができる。装置520は、切開部を通して血管内に経皮的に挿入するようになっている先端部515,522を有する管状細長形状体514,515を備える。先端部は、細長形状体の先端部から延在して血管内で解放可能な状態で縫合糸40を保持する少なくとも第1および第2の引っ込み可能なアーム524,525,525’,630,630’,660,662を有する。第1および第2引っ込み可能な針546,650は、それぞれが個々のアームからの縫合糸40を捕捉するよう形成され、引っ込み可能なアームの基部側で細長形状体に沿って設ける。アームおよび針は、医師が装置の先端部に設けたハンドル550,600,700またはその他の制御機構を使用して遠隔から作動させることができる。操作時には、アームは最初、血管16内で展開して、管状細長形状体の周辺より先で縫合糸の端部を保持する。次に、針を細長形状体から展開し、次に本体内に引っ込め、その間に針が切開部とほぼ反対側にある血管の壁22を穿孔し、引っ込み可能なアームから縫合糸の端部を解放して、血管の壁を通して縫合糸を引く。装置520は、カテーテル導入処置の後に大腿の切開部22を閉じるのに特に役立つ。一つの実施形態では、カテーテル導入処置を実行するのに使用するカテーテル鞘導入器6を、縫合処置中に所定の位置に残す。
請求項(抜粋):
血管または他の生物体組織の壁における切開部を遠隔密封する縫合装置であって、 切開部を通して血管に挿入するようになっている先端部を有する細長形状体を備え、先端部は第1および第2口が形成された外壁を有し、細長形状体はさらに、先端部に対して基部側に位置する第1および第2針口を備え、先端部が血管内に位置する時に針口が血管の外側に残るようになっており、さらに、 それぞれ第1および第2口に引っ込み、そこから伸長して、解放可能な状態で縫合糸を保持する第1および第2アームを備え、アームは、アームが細長形状体から外側に伸びて細長形状体から縫合糸を離して保持する展開位置まで、遠隔的に動かすことができ、さらに、 それぞれ第1および第2針口から伸びて縫合糸を捕捉する第1および第2針を備え、針は、針が細長形状体内に収容される引っ込み位置と、針が針口から先端側へ伸びて細長形状体から外側に伸びる伸長位置との間で遠隔的に動かすことができ、 針が引っ込み位置から伸長位置へ動き、引っ込み位置に戻り、アームが血管内で展開して縫合糸を保持すると、針が血管を穿孔し、アームから縫合糸を解放して、縫合糸の一部を血管から引き出すようになっている縫合装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 経皮トラクト測定デバイス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-513184   出願人:アプライドメディカルリサーチインク
  • 特表平6-502354
審査官引用 (3件)
  • 経皮トラクト測定デバイス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-513184   出願人:アプライドメディカルリサーチインク
  • 特表平6-502354
  • 特表平6-502354

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